1979年に放送された日本ロボット・アニメの金字塔にして、ガンダムの原点『機動戦士ガンダム』の第15話「ククルス・ドアンの島」。放送以来、劇場版3部作でも描かれることがなかった、ひと際異彩を放つ第15話は、今でもファンの心に残り伝説のエピソードと呼ばれています。この伝説のエピソードが、ガンダムとアムロの物語『
機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』の劇場公開から40年の時を経て、待望の映画化。シリーズ最新作『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』として6月3日(金)より全国公開されます。
本作で監督を務めるのは、TVアニメ『
機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターであり、累計発行部数1,000万部を超えるヒット漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(角川書店刊)を手掛けた
安彦良和。さらに名だたるスタッフや声優が大集結。お馴染みのホワイトベースの仲間たちが登場するほか、最新のアニメーションで描かれる大迫力の地上戦、モビルスーツ・アクションは必見です。壮大なスケールでよみがえるRX-78-02ガンダムとアムロの物語に、公開が待ち望まれています。
3月9日に行われた“ザクの日”スペシャルイベントでの本格始動以降、数々の情報公開のたびにTwitter上で関連ワードがトレンド・インするとともにファンのみならず幅広い世代で注目を浴び続ける本作。4月22日には、ガンダムファンから人気の高いキャラクター、カイ・シデン(CV.
古川登志夫)のナレーションと、当時のTVアニメ映像で贈る超高速紹介映像“63秒でわかる機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島”を公開し、ファンからは「カイの声が令和の時代も聞けるとは歓喜」、「早く映画で活躍するところが見たい!」と喜びの声が数多く上がりました。さらに、同月24日には本作の主題歌をガンダムではおなじみの
森口博子が務めることが発表されました。楽曲タイトルは「
Ubugoe」。『機動戦士Zガンダム』の主題歌「
水の星へ愛をこめて」をデビュー曲ながら見事に歌い上げ、ガンダムファンから絶大な人気を誇る森口のしなやかな歌声に期待が高まります。
また、4月27日には、本予告と本ヴィジュアルが公開。追加声優のマルコス役に
内田雄馬、カーラ役に廣原ふうの起用を発表し、大きな話題となりました。公開まで1ヵ月を切り、次第に全容が明らかになるにつれて、ファンのボルテージも高まっています。
そして、このたび発表されたのは、新たな場面写真と劇場バナー。残置諜者掃討任務出発前のアムロ・レイと心配そうに見つめるアムロの幼馴染フラウ・ボゥ、夕暮れ時のククルス・ドアンと子どもたちの和やかな日常を切り取ったひと場面、他のクルーが見惚れるほど美しいパイロットスーツ姿のセイラ・マス、内緒話をするスレッガー・ロウとミライ・ヤシマ、カイ・シデンが操縦するRX-77-02 ガンキャノンに驚き、逃げる島の子どもたちの様子、凄まじい勢いの炎の中で歩みを進めるザク、そして、ドアンと子どもたちの家族であるヤギのブランカの乳搾りをするシーンなどが切り取られています。
あわせて、公開された劇場バナーには、異様な空気が立ち込める中でアムロ・レイとククルス・ドアン、そして2人が操縦するモビルスーツ、RX-78-02ガンダムとMS-06Fドアン専用ザクの姿が描かれています。アムロを強く睨むドアンに対し、アムロは目を逸らして、どこか遠くを見つめているようですが、その先には一体何があるのか――。また、ジオン軍の精鋭部隊である褐色のサザンクロス隊が操縦するMS-06GD高機動型ザク(地上用)が進撃してくる様子から、激しい戦いの始まりを予感させます。
安彦良和監督にしか成し得ない精巧な筆使いと秀逸な配色はまさに神業であり、独創的で見事なデザインに仕上がっています。なお、こちらの劇場バナーは全国の公開劇場にて順次掲出予定です。
さらに、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の劇場公開を記念して、5月1日以降順次、バンダイチャンネル、dアニメストアなど動画配信サービスで続々と“ガンダム特集”がスタート。詳細は各配信サイトをご確認ください。
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