ベルリンのデュオ“
nous”が、ニュー・アルバム『Miroir』を6月22日(水)にLPでリリース。タイトル・トラック「Miroir」のミュージック・ビデオが公開されています。
旧東ドイツ出身のピアニスト
Henning Schmiedt(ヘニング・シュミート)が同じベルリン在住のヴォーカリストMarie Seferian(マリー・セフェリアン)と組んだデュオnous。ポスト・シャンソンの挑戦的なデビュー・アルバム『
Je Suis』をリリース後、彼らは空間、反射、シュールレアリスムを扱った、未完の映画のための詩的なサウンドトラックを制作しました。
アンドレイ・タルコフスキーがこの6月に生誕200年を迎える19世紀のドイツの詩人・作家
E.T.A.ホフマンを描いた映画の脚本「ホフマニアーナ」。その超現実的なシーンに触発されたマリーの歌声とヘニングのピアノが、暗示的なイメージの世界へとリスナーを誘います。ホフマンの神秘的な鏡の物語や猫好き、シュールな設定などはマリーの歌詞に反映され、深く沈み込むようなヘニングの美しいピアノと共に幻想的でイマジネイティブな空間を展開しています。