『
ALWAYS 三丁目の夕日』で懐かしい昭和の風景を、『
DESTINY 鎌倉ものがたり』で妖しくも美しい黄泉の国を圧倒的なVFXで映像化して観るもの全ての心を奪った日本を代表する映画監督・
山崎貴の最新作映画『ゴーストブックおばけずかん』が、7月22日(金)より全国ロードショー。星野源が手掛けた主題歌「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」が聴ける予告編が公開されています。
“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちを待ち受ける、数々の試練、新たな出会い、そして別れ――。「大人が知らないベストセラー」として子供たちに愛される児童書『おばけずかん』の世界を圧倒的なVFXで映像化して、手に汗握る冒険と、子供たちの成長物語を描きます。
本作の主人公は、総勢500人以上の中からオーディションで選ばれた
城桧吏(じょう かいり)、
柴崎楓雅(しばさき ふうが)、サニーマックレンドン、吉村文香(よしむら あやか)という運命の子供たち。山崎監督に見出された4人がおばけに立ち向かう子供たちを体当たりで演じました。さらに先生役として4年ぶりの映画出演となる
新垣結衣が、子供たちが『おばけずかん』を手に入れるために訪れた古本屋の謎の店主役として
神木隆之介が出演します。
音楽家・俳優・文筆家と様々な分野で活躍の場を広げ続ける
星野源。音楽面では2010年にソロ・デビューを果たし、2015年にはリリースした8ndシングル「
SUN」が大きな反響を呼び、紅白歌合戦に初出場。翌2016年に発表した、自身も出演するドラマ『
逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌である「
恋」のミュージック・ビデオはYouTubeの再生回数が2億回を突破し、社会現象も巻き起こすなど、全世代から愛される国民的アーティストです。最新曲「喜劇」(TVアニメ『
SPY×FAMILY』エンディング主題歌)も大ヒットを記録するなど、話題が途切れることがない星野が、本作のために新曲「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」を書き下ろしました。
主題歌アーティストを決めるにあたり、「コロナ禍が広がった2020年。準備中だった本作の、子供たちが冒険するおばけの世界観を現代的に表現し、幅広い世代に楽しんでもらうための主題歌が必要だ」という兼ねてからの制作陣の熱い想いもあり、今回星野に熱烈オファー。そして、この奇跡のタッグが実現しました。「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」は、イントロからポップな曲調で始まり、サビには「おばけがでるぞ」「うらめしや」というフレーズも使用されるなど、原作の童話『おばけずかん』のテーマでもある“こわいけど、おもしろい!”と重なるような歌詞で「人間とおばけ」という、それぞれ決して交わるはずのない世界線を簡単に超えてしまうような“歌って踊れる”楽曲に仕上がっています。
さらに、主題歌「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」が聴ける主題歌予告も公開。どんな願いも叶えてくれる一冊の本『ゴーストブック』を開いてしまったことで、おばけたちのいる世界に迷い込んでしまった子供たち。今回解禁となった予告映像には、カレーをおいしそうに食べる可愛らしい図鑑坊の姿をはじめ、くるくると高速回転をして追いかけてくる山彦から逃げる一樹(城)たちや、ペンキの入った水鉄砲を撃って一反木綿と戦う湊(吉村)と瑤子先生(新垣)、体中に付いた目を飛ばして攻撃をしている百目、子供たちをぶら下げて空を歩く雲梯など、子供たちが出会うおばけと奮闘する様子が描かれています。そんな子供たちの様子と共に、星野源が歌う「おばけがでるぞ」「おばけはいるぞ」という主題歌のリズムが重なり、まるでおばけが子供たちとの交流を楽しんでいるかのような心が弾む映像となっています。
[コメント]彼岸と此岸の境がなくなり、あの世とこの世が入り乱れ、異なる世界が混ざり合って、人間と人間以外が一緒に踊れるような楽曲を作ろうと思いました。
制作中、いくつかの楽しい心霊現象に見舞われたので、来ていたおばけたちについでにコーラスを入れてもらいました。
遊びと祈りを込め、踊ってしまう呪いをかけたこの楽曲が、劇場の中で主人公たちと一緒に異世界を冒険する皆さんのお守りになれば幸いです。――星野源ふと気づくとサビが頭の中で鳴っていて、おばけのように取り憑かれてしまいました(笑)。
今回の映画の不思議な世界にヒュッと連れて行ってくれるチケットのような曲を作ってもらえたと思っています。
そのパワーは優しそうでありながら計り知れなくて、まさに星野さんそのもののような存在感を発揮しながら、沢山の観客の皆さんを巻き込んでくれそうです。
『その曲を聴いてはいけない。聴いたら最後…』――山崎貴 (監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン)コロナ禍が広がった2020年に、「どんな過酷な試練も、子供たちだったら乗り越えていける。」
そんな思いが、準備中の本作に自然と宿されました。
同時に、子供たちが冒険するおばけの世界観を現代的に表現し、幅広い世代に楽しんでもらう。
そのための主題歌が必要だと考えていました。
その時、真っ先にお願いした理想のアーティストが星野源さんです。
星野さんにしか生み出せない、子供と大人の境界を超えて支持される、ポップで深い歌詞と楽曲で、ゴーストブックの世界におきる化学反応を期待したのです。
そして今、一度聴いたら心に残る最高のゴーストソングが誕生しました。
ぜひ映画とともに楽しんでいただければと思います。――山田兼司(企画・プロデュース)©2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会