菅田将暉が、音楽アーティスト・デビュー5周年記念日となる6月7日(火)に「惑う糸」と「Standby」を同時配信リリースすることを発表。あわせて、アーティスト・ヴィジュアルと「惑う糸」の配信ジャケット・ヴィジュアルを公開しています。
「惑う糸」は、日本テレビ『news zero』の新テーマ・ソングとして話題の楽曲で、作詞作曲を務めたのは、令和時代を象徴するマルチ・アーティストの
Vaundy。菅田は「星を仰ぐ」で
Mega Shinnosuke、「ギターウサギ」では近藤華など、最近は若い才能とのコラボレーションも重ねており、今回は現役大学生で21歳のVaundyにレコーディングなどでも刺激を受けながら、試行錯誤の末に楽曲が完成しています。
また、公開されたアーティスト・ヴィジュアルと「惑う糸」の配信ジャケット・ヴィジュアルもVaundyが撮影・ディレクションを担当。“ポップスター”に変身した色気のある魅惑的な写真に仕上がっており、MVにも繋がるクリエイティヴとなっています。
「Standby」は、2022年3月リリースのアルバム『
COLLAGE』のCDのみのシークレット・トラックとして収録された楽曲。
三四郎の
相田周二が“しゅーじまん”名義で制作したもので、『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』に菅田が出演した際にもセッションを果たしています。アルバム発売当初からラジオ・リスナーを中心に配信を熱望する声が多く、今回音楽アーティスト・デビュー5周年を記念してリリースが決定しています。
[コメント]ここ数年、自然とニュース番組を見る時間が増えました。社会との関わり方と自分の日々が近くなってきたからでしょうか。そんなことを思っていた中、頂いたnews zeroのテーマソングのお話。
一度スタジオの方にも行かせて頂きましたが、報道の現場の緊張感に驚きました。1秒毎に何を伝えていくか何十人もの人が動き続け、出演者も何度も打ち合わせをして、ギリギリまでジャッジしていく。自分の正しさだけではなく、見る人の明日の為に。
今思うとVaundyの作り出してくれた「惑う糸」は、まさにあの景色そのもののようにも思います。
彼にはそういう力があるように思います。戦っている人間を肯定してくれる力。しかもユーモラスに、踊りながら。
決してすんなりとはいきませんでしたが、この曲を歌いながら、僕は迷って右往左往している時間を肯定してもらえた気がして、少し世界が明るくなりました。
善悪で片付けてしまうのは簡単ですが、その先を作っていくのはそこにいる一人一人の人間です。どんな事が起きようと嘘みたいな事が起きようと豊かな明日に繋がりますようにと願って歌いました。「惑う糸」宜しくお願いします。――菅田将暉この「惑う糸」という曲は、1日の終わりに眠りにつき夢をみて、それまでの自分を忘れることで明日に向き合うことができる、そんなことを綴った曲になっています。
今日という日をしっかり終えて、また明日を始める力を出せるような曲にしたい、と思いながら作っていきました。
菅田さんにしか歌えない、菅田さんのための曲にもしたいと思っていたのですが、実際にレコーディングに入ったら、シンガーとしての菅田さんの限りない可能性と楽曲に真摯に向き合う姿を目の当たりにして、録っていくのがとても楽しかったです。
菅田さん独自の哀愁のある歌声がこの曲に色をつけてくれていると思います。
人は日々様々なことと向き合い、考え、判断し、忙しい毎日を生きていると思いますが、この曲を聴いているときだけは何も考えずに“惑う糸”でいてくれれば、と思います。――Vaundy