2022年――満を持して「ガリレオ」が帰還。映画化第3弾となる『沈黙のパレード』が9月16日(金)より全国でロードショー。この度、
福山雅治書下ろし主題歌「ヒトツボシ」を使用した予告映像が公開されています。
主演は、アーティストとしても俳優としても第一線で活躍し、常に挑戦し続ける福山雅治。今年は3年10ヵ月ぶりとなるアリーナ・ツアーを実施、シンガー・ソングライターとしても確固たるキャリアを築きながら、
是枝裕和監督、
ジョン・ウー監督、
岩井俊二監督と名だたる名匠とタッグを組み、俳優としての新境地に果敢にトライを続ける福山が、再び不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく天才物理学者・湯川学を演じます。
共演には、様々な役柄を見事なまでに演じて人々を魅了し、アーティストとしても活動する
柴咲コウが、理論よりも直感で行動する正義感溢れる警視庁捜査一課の刑事・内海薫としてスクリーンに戻ってきます。そして、湯川の大学時代の同期で内海の先輩でもある警視庁捜査一課の刑事・草薙俊平を幅広い演技で圧倒的な存在感を放つ
北村一輝が演じます。
元々『ガリレオ』連続ドラマの主題歌を制作するために結成された福山雅治と柴咲コウによるユニット“
KOH+”。ドラマ
第1シーズンの主題歌「
KISSして」を始め、映画『
容疑者xの献身』では「
最愛」、連続ドラマ
第2シーズンでは「恋の魔力」と、物語に寄り添った楽曲を提供し続けてきました。今回「ガリレオ」シリーズの新作で、湯川・内海の最強コンビ復活にあたり、主題歌もまた“KOH+しかない!”と映画プロデューサーから福山、柴咲に改めて提案したところ両者ともそれを快諾。全ガリレオファンの期待に応え、約9年ぶりとなる新曲「ヒトツボシ」での再始動が決定しました。今回も本作『沈黙のパレード』のために、福山雅治がプロデュースと作詞作曲を、柴咲コウがヴォーカルを担当。先日行われたレコーディングでは、曲に手を加えて調整し、ディレクションする福山と、情感を込めて歌い出す柴咲の姿がありました。柴咲の歌声、表現をイメージして作った、当て書したという今回の曲に彼女の歌声が入ると、とても良かったと、満足そうに福山は笑いました。そんな2人の共同作業によって生まれた新曲「ヒトツボシ」は、シンプルなサウンドの中で柴咲の切なくも優しい歌声が際立つ、深く心に響くバラードとなっています。劇中の湯川×内海としてのみならず、その音楽性でも世間を魅了し続けてきた最強ユニット“KOH+”の再始動にぜひご注目ください。
さらに、主題歌を使用した最新予告映像も公開されています。疾走感溢れる「ガリレオ」シリーズのテーマ曲「vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜」に合わせて、ガリレオの帰還を感じさせる湯川×内海・最強タッグの軽妙な掛け合いから始まり、そこから、過去に完全黙秘を続けて罪を逃れた男・蓮沼と、新たに起こった事件に人生を狂わされた人々の不穏なやり取りが……。そして「実に面白い」という湯川おなじみセリフから、主題歌「ヒトツボシ」が流れると雰囲気が一変。柴咲コウの切なく壮大な歌声に合わせて、友人であるはずの湯川と草薙の衝突、そして激昂し涙する心揺さぶる豪華キャスト陣の表情が描かれます。
華々しいパレードの裏で一体何が起きたのか?過去、数々の難題に挑んできた湯川×内海×草薙が、新たな難事件に挑みます。9年の時を経て復活した『ガリレオ』シリーズの新境地を感じさせる予告映像は必見です。
[コメント]楽曲『ヒトツボシ』はシンガー柴咲さんに当て書した一曲です。
歌入れを行ってみて柴咲さんの表現が吹き込まれると、楽曲に血が流れ柴咲さんしか表現できない歌世界が現れました。
劇場版ガリレオ第一弾、『容疑者xの献身』の主題歌『最愛』。その時もKOH+で担当させていただきました。
その際の楽曲のテーマは、登場人物である石神の「決して報われることのない願い、その魂の鎮魂歌になれば」という思いで楽曲製作しました。
今回も同様に登場人物の鎮魂歌として描きました。
「いつか いつの日にか 君がわたしのこと 泣かずに思い出せるように 君の物語の邪魔しないように」
「君が 誰か愛し 愛されますように 本当は少し寂しいけれど…」
一見すると矛盾ある感情をひとつのサビの中に共存させました。
一方向の感情だけではなく相反する感情が同居して初めて本当の感情になる。
KOH+の作品づくりにおいては歌詞表現はその辺りをポイントに制作しています。
今回、シンガーである柴咲さんの歌声と表現力が、人間が持つ苦しみや哀しみ、どうしようもない矛盾を、深く包み込んでくれています。
楽曲『ヒトツボシ』、映画をご覧になってくださる皆様の心の深いところまで届くことを願っています。――福山雅治KOH+はガリレオシリーズから生まれたユニット。
今回新たなレコーディングの際、訪れたプロデューサーが涙し聴いてくれた。
彼らはガリレオシリーズをずっと愛し制作している人たち。
『沈黙のパレード』の物語と呼応するようなこの曲が、同じくこのシリーズを愛してくださってる方々の心に深く届くと良いなと思う。――柴咲コウ©2022「沈黙のパレード」製作委員会