シンガー・ソングライター / プロデューサーのベン・ハーパー(Ben Harper)が、シェルドン・ゴンバーグと共同プロデュースしたニュー・アルバム『ブラッドライン・メインテナンス』を7月22日(金)に発表します。収録曲で、ハーパーがすべての楽器を演奏し、ソウルフルな女性コーラスも印象的な「We Need to Talk About It」が公開中。
政治的であると同時に、個人を明らかにするこのアルバムは、ソウル・ミュージックでありながら、けっして過ぎ去った時代への様式的なオマージュではありません。そのサウンドと言葉は本質的であり、紛れもなくタイムリー。推進力のある「Where Did We Go Wrong」やギターをフィーチャーした「It Ain't No Use」といった曲は、モダナイズされたR&Bで、ハーパーの声と音楽性はその絶頂にあります。一方、全体としてみると、「We Need to Talk About It」「Where Did We Go Wrong」「It Ain't No Use」といった曲は、より深い社会批判も提示しており、物語は「Maybe I Can't」で最高潮に達します。