back numberの新曲「ベルベットの詩」が、2022年8月26日(金)より全国東宝系にて公開される映画『アキラとあきら』の主題歌に決定。楽曲の一部を使用した映画の予告編が公開されています。
『アキラとあきら』は『半沢直樹』や『陸王』など、数々の大ベストセラーを生み出してきた作家・
池井戸潤による、対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編。原作の累計発行部数は70万部を突破するなど話題となっており、このたび
三木孝浩監督のもと、満を持しての映画化となりました。
父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛。大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬。偶然同じ名前を持った2人が運命に導かれるかのごとく、日本有数のメガバンクに同期入社し、ライバルとしてしのぎを削る中、“倒産”という危機を前に“アキラとあきら”の奇跡の逆転劇を繰り広げる本作。
竹内涼真と
横浜流星の主演が発表されると、SNS上では若手実力派2人の共演に期待の声や公開を待ち望む声が多く寄せられました。このたび解禁となった90秒の予告映像では、竹内涼真演じる“アキラ”と横浜流星演じる“あきら”の感情豊かで人間味あふれる魅力が凝縮されたものとなっています。
主題歌「ベルベットの詩」は、『アキラとあきら』の為に書き下ろした楽曲で、back numberが2021年9月にリリースしたシングル「
黄色」以来となる久々の新曲。また、三木孝浩監督作品への主題歌提供は映画『
ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の主題歌「
ハッピーエンド」以来となります。
[コメント]どの角度からも後押しできる力強さを持った作品なので、『音』の部分は早々に心が決まりましたが『言葉』の部分では盛大に苦戦しました。
書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。
この作業を何度も何度も繰り返す事が、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います。
傷も癒えないまま歩み続け剥き出しになった『中身』のような自分を、本能のままに叫ぶのではなく、美しいものだと願って歌う。
もしかしたら自分達にとっても、いま必要な楽曲として生まれて来てくれたのかもしれません。――back number 清水依与吏自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました。
清水くんは自分のことしか歌えないと言うけれど無骨なまでに剥き出しに自分を晒して作る歌だからこそ他人事のように励まされるのではなく、聴く人それぞれが自らを奮い立たせるような応援歌になったのだと思います。
皆さんにもぜひ映画『アキラとあきら』と共にこの歌で熱くたぎってもらえたら嬉しいです。――三木孝浩監督池井戸さんらしい骨太な人間ドラマでありながら、池井戸さんには珍しく若い二人の青年を主人公にした青春感の強い物語、それが「アキラとあきら」です。
この作品を一人でも多くの方に楽しんで頂くために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきたback numberさんしかいないと思い、主題歌をお願いしました。
二人のアキラのように、生きること、働くことには、大なり小なり辛いことがあると思います。
そんな苦しい時、心が折れそうな自分を肯定し、エールを送ってくれるような、熱くて、優しい楽曲を制作して頂きました。
スタッフ・キャストの力が結集した本編と、back numberさんとによる珠玉の主題歌。
この二つが合わさって「池井戸潤史上、最も泣ける作品」になったと、自信を持って言えます。
映画と主題歌、両方お楽しみいただけたら幸いです。――馮年プロデューサー©2022「アキラとあきら」製作委員会 8月26日(金)全国東宝系にて公開