平成の伝説の一発屋として歌謡界に名を刻んだ“
鼠先輩”が、6月19日、自身の運命を大きく変えてくれた思い出の地、東京・六本木で新曲発表会を行いました。
笑撃のデビュー作「六本木〜GIROPPON〜」でポッポ・フィーバーを巻き起こしてから14年。当時と変わらぬおなじみのパンチパーマにサングラス、白いスーツのいで立ちで登場。「ご無沙汰しております。生きてますよ!」と集まった取材陣へ挨拶し、デビュー曲であり大ヒット曲の「六本木〜GIROPPON〜」、さらに6月18日に配信された新曲「ピピポ体操」「ありがとさん」を披露しました。
当日は父の日ということもあり、日頃から自身のYouTubeチャンネル「逆R指定小学校」で共演し、「ピピポ体操」のミュージック・ビデオへも出演している小学生2人が、日頃の感謝を込めてリリースのお祝いに駆け付けて、一緒にダンスを披露。「ピピポ体操」は老若男女歌って踊りたくなるダンス・チューンで、同曲は英語ヴァージョンも同時リリースされています。
「今の時代は、ワールドワイド。どこにチャンスがあるかわからない」と語る鼠先輩は、世界進出も視野に入れています。「リリースされてから毎朝ジャスティン・ビーバーに楽曲を聞いてほしいとダイレクトメールを送っています。まだ既読になりません・・・。」と最近の日課を告白すると、集まった取材陣からは笑いが起きました。
本来であれば、2020年の鼠年に復活を考えていたとのことですが、コロナ禍で思うように活動ができず中止に。エンタメは不要不急と言われることもあったコロナ禍で、「自分に何ができるのかを考えたとき、歌しかないと思った。もう一度歌のチカラを感じていただいて、エンターテイメントの楽しさを日本中に伝えたい。暗いニュースも多いけれど、とにかくみなさんに笑ってもらいたい」、その思いからのリリースとなった3作同時リリース。コロナ禍が終息したら、カラオケやスナックで楽しくこの楽曲で盛り上がってもらいたい、そんな思いも込められています。
最後には「ありがとさん」を歌唱。「一発屋ですけど、これで二発屋、いや……一.五発屋くらいになりたいなと思っています。年末のスケジュールもすべてあけてます!」と力強く抱負を語りました。