ピアニストのラン・ラン（Lang Lang）が、2023年のウォルト・ディズニー社100周年を記念して、ディズニー映画の名曲を収録するアルバム『ディズニー・ブック』を9月16日（金）に発表します。このアルバムには、映画『美女と野獣』『アラジン』『アナと雪の女王』『ミラベルと魔法だらけの家』などの楽曲が収録されており、音楽でディズニー映画の100年の歴史をたどれる内容となっています。

　アルバムから、ウォルト・ディズニー自身がお気に入りの曲であると公言していた映画『メリー・ポピンズ』の「2ペンスを鳩に」の配信がスタート。6月24日（金）22時には、米カリフォルニアのディズニーランド・リゾートにある「眠れる森の美女の城」の前で撮影されたミュージック・ビデオがYouTubeでプレミア公開されます。

　アルバムはロンドン、上海、パリ、ニューヨークの4ヵ所でレコーディングされ、テノール歌手のアンドレア・ボチェッリ、2022年のグラミー賞で最優秀アルバムほか全5部門を獲得したシンガー・ソングライターでピアニストのジョン・バティステ、シンガー・ソングライターのセバスチャン・ヤトラ、ギタリストのミロシュ、中国の二胡奏者グォ・ガン、ラン・ランの妻でもあるピアニストのジーナ・アリス、そしてロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団がゲストとして参加しています。

　「13歳のとき、東京ディズニーランドを訪れ、初めて〈小さな世界〉を聴き、そのメロディは一日中、そしてその後もずっと私の心に残っていました」と語るラン・ランは、新作について「アニメーションは私の想像力を刺激し、私を別世界に運んでくれる魅力的な存在です。そしてその音楽は、私のクラシック音楽への一生の愛につながりました。ディズニーの曲にはさまざまなスタイルがあり、すべての人にインスピレーションを与えてくれるものです。このレコーディングを楽しんで、私たちが初めてディズニー映画を見たときに感じた喜びを、全世代の方々に味わってもらいたいと思います」とコメントしています。


Disneyland® Resort: ©2022, Richard Harbaugh