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『おかあさんといっしょ』メモリアルDVD・CD発売 あつこお姉さん6年の軌跡を振り返るインタビューも到着

小野あつこ   2022/06/29 12:47掲載
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『おかあさんといっしょ』メモリアルDVD・CD発売 あつこお姉さん6年の軌跡を振り返るインタビューも到着
 2022年4月2日に『おかあさんといっしょ』を卒業した“あつこお姉さん”こと小野あつこの6年間の軌跡をたと゛るメモリアル・アルバム『おかあさんといっしょ メモリアルアルバム いっしょにうたえばわくわく ひろがる』が、6月29日(水)に発売。第21代“歌のお姉さん”として6年間、子と゛もたちとともに全力疾走て゛駆け抜け、明るい笑顔と歌声で親世代にも愛され、圧倒的な支持を得てきたあつこお姉さんの6年の軌跡を振り返るインタビュー記事もあわせて到着しました。

 小野は「最後の収録の時は、泣いてしまうのではないかと心配でしたが、新しいうたのお姉さん(ながたまや)と一緒だったので、6年前、同じシチュエーションで初めてカメラの前に立った時のことを思い出して、自然と気持ちが落ち着きました。卒業することを発表してから、子どもたちや親御さんから『卒業おめでとう!』『ありがとう!』というお手紙をたくさんいただきました。びっくりしたのと同時にとても嬉しかったです。私がお姉さんになった時0歳だった子が、小学校に入学しますということを書いて下さった方も多かったですね。そう考えると6年間が長かったようにも思いますし、楽しかったことも大変だったことも全てが宝物のような時間です」とコメント。

 6年間で一番思い出に残っていることに関しては「歌のお姉さんとして全国の多くの子どもたちに会えたという事です。収録も毎回参加する子どもたちが変わるので、同じ雰囲気になることがなく毎回新鮮でした。コンサートでもいろいろな所を回らせていただきました。生で子とどもたちや多くの方々と接してきて、一度限りの時間を一緒に過こごして、それを重ねてきたことが一番の思い出になっています」と語りました。

 小野は大学、大学院時代に児童館や学童クラブで指導補助のアルバイトをしていたほどの根っからの子ども好き。常にその“寄り添う気持ち”がテレビの画面を通して伝わってきました。スタジオの子どもたちにとって心強い存在であったであろう小野は「いただいたお手紙に『また遊ぼうね』って書いてくれる子どもたちが多いんです。直接お会いしたことはなくてもテレビを見ながら一緒に歌って一緒に遊んでいるという、そういう距離感で私たちを感じてくれていたんだなって教えられました」ともコメント。

 またコロナ禍という特殊な状況が続いたこの2年について「この2年はコロナ禍で収録の形も変わりましたが、不自由な生活を強いられている子どもたち、親御さんにスタジオから元気を届けられたらという思いで毎日臨んでいました」とコメント。生活習慣が変わることで、親たちだけでなく子どもたちも不安を募らせる中、小野は“ゆういちろうお兄さん”を始めとする『おかあさんといっしょ』ファミリーとともに、変わらない笑顔と歌で、潤いと希望を届け続けました。

 6年間で何曲くらい歌ったのか、という素朴な疑問に対しては「数えたことはないのですが、私が入ってから新しくできた曲だけでも60曲以上はあって、毎月新曲ができる番組ってすごいと思います。大学で声楽を学んだのですが、この番組での歌は歌い方が全然違うんです。先輩方から『お姉さんにはお姉さんの歌い方がある』と教えられました。どのジャンルにも属さないというとおかしいかもしれませんが、ミュージカルでもポップスでもなく、言葉をすごく大切にして、子どもたちに語りかけるようにというか、“お姉さんとして子どもたちに伝える”という歌い方はこの番組ならではのものだと思いました」と振り返りました。

 このたびリリースされた『おかあさんといっしょ メモリアルアルバム いっしょにうたえばわくわく ひろがる』には、初CD化となる月のうた「まほうのラララ♪」「ブンブンにじいろカー」「わらいごえがヨ〜デルね」の3曲が収録されるほか、あつこお姉さんの最初の歌となった横山だいすけとの月のうた「あおうよ!」や、ゆういちろうお兄さんとの最初の月のうた「そよかぜスニーカー」などの記念すべき楽曲を始め、あつこお姉さんが自ら選曲した「つるのワルツ」「にじ・そら・ほし・せかい」、リクエストの多かった人気曲「おまめ戦隊ビビンビ〜ン」「魔法のピンク」「ぼよよん行進曲」、さらに、ボーナス・トラックとして「プリンセス・ミミィのワルツ」や「ガラピコぷ〜」の人気曲など、35曲が収録されます。

 多くの思い出が詰まった35曲の中でも小野が特に心を打たれた楽曲については「(坂田)おさむお兄さん(第7代)が、コロナ禍の時に作ってくださった〈ネガイゴト〉という曲です。私も含めて、このスタジオで子どもたちと一緒に歌ってきた歴代のお兄さん、お姉さんが願っていたこと、『みんなが幸せになれますように』ということを、ダイレクトにメッセージにして歌にしてくださいました。この曲を一年ぶりに再開されたコンサートで子どもたちの前で歌った時にはいろいろな思いがこみ上げてきて感慨深いものがありました」と話しています。

 CDにはこの「ネガイゴト」も収録されているほか、あつこお姉さんが歌った月のうたをまとめた「月うたデータファイル」や、直筆メッセージがプリントされたブックレットがパッケージ。さらに、Blu-ray・DVD『メモリアルベストまたあおうね!』も同時発売され、こちらにも月のうた・人気曲など46曲が収録されています。小野のあつこお姉さんとしての“宝物のような6年間”の中で、思いを込め歌ってきた“宝物”=歌を改めて家族で楽しんでいただきたいところです。

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