シー・アンド・ケイクのフロントマン、
サム・プレコップと、同じくシー・アンド・ケイクのメンバーで
トータスの実質的なリーダーでもある
ジョン・マッケンタイアが、サム・プレコップ・アンド・ジョン・マッケンタイア(Sam Prekop and John McEntire)名義のコラボレーション・アルバム『
Sons Of』を7月22日(金)に発表します。アルバムの冒頭を飾る「A Ghost At Noon」が先行配信中。日本盤にはボーナス・トラックを追加収録の予定です。
プレコップとマッケンタイアのデュオは、2019年に
Mapstationとのスプリットで「Kreuzung」を発表しているものの、単独のフィジカル作品は『Sons Of』が初。マスタリングはマッケンタイア、アートワーク / デザインはプレコップが担当しました。
アルバムは、ライヴ音源(2019年秋のヨーロッパ・ツアー、2021年11月のシカゴでのライヴ)や、シカゴに住むプレコップとポートランドに住むマッケンタイアのリモート(遠隔)コラボレーションをベースに制作。彼らのポップ・センスを生かし、さまざまなアイディアを盛り込んだポスト・プロダクションによって、より洗練されたサウンドに仕上げられた、聴きやすく刺激的な電子音響作品です。
ライナーノーツは、かつてマッケンタイアがプロデュースしたアルバム『
HEY MISTER GIRL!』(2000年)を発表し、2002年には、
はっぴいえんどの
トリビュート・アルバムに今回のアルバム・タイトルの由来となったSons Of名義でマッケンタイアとともに参加した
片寄明人と、日本のアンビエント・ドローンのオリジネーターで、みずから主宰するレーベル「aotoao」の2017年のコンピレーション・アルバム『
Casiotone Compilation 7』にはプレコップが参加している
ASUNAが執筆しています。