青山純『
スーパー・セッションズ・ライヴ!』が、7月20日(水)にリリースされます。
日本屈指の名ドラマーの青山純は、数多くの様々なアーティストのレコーディングやライヴを支えてきました。'70年代中盤、海外のセンスを貪欲に取り込み、日本発オリジナルの音楽が大きく成長し、個性溢れるアーティストが活躍しはじめた時代とともにキャリアを重ね、新鮮なメロディと言葉を綴るヴォーカリスト、テクニカルなインストゥルメンタルを奏でるプレイヤーを支え、彼らと共に作品を残してきました。その幅広い演奏力に絶大な信頼が寄せられていたのです。
それは、'80年代以降もJ-POPシーンの第一線で活躍し続けていたことからも明らかです。また、その信頼はアーティストだけではなく、彼らの作品に魅せられた聴き手たるユーザーにとっても同様です。ジャケットのクレジットに“青山純”があれば、それは魅惑の1枚なのです。
本作は、2011年9月18日におこなわれたワンタイム・パフォーマンスの記録です(於: 東京・代官山『晴れたら空に豆まいて』)。
伊藤広規、KAZ南沢、
エルトン永田、
今剛、Mac清水という錚々たる盟友達と一同に介して繰り広げた伝説のライヴであり、奇跡の夢の競演なのです。このライヴのリハーサル現場が取材され、青山純自身が次のように語っています。
「久々に豪華なメンバーで、“青山純スーパー・セッションズ”ということで演れる。これから一生このメンバーでやることはないんじゃないか、というくらいの希少価値があると思う。(本番を)非常に楽しみにしている」。
このライヴの模様は、同年12月にDVD作品としてリリースされていましたが、現在では入手困難です。そのオーディオ・トラックに2022年7月、最新マスタリングを施し、UHQCD仕様でリイシュー。奇跡の夜は復活を遂げます。