2022/07/13掲載(Last Update:22/08/08 14:18)
1989年、
柊あおいが少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した青春恋愛漫画『耳をすませば』の実写化が決定し、『耳をすませば』として10月14日(金)より全国ロードショー。この度、本作の本予告と本ヴィジュアル、主題歌、そして追加キャストの情報が公開。合わせて、ムビチケカードの発売情報も発表されました。
今回の実写映画では、漫画・アニメ映画で描かれた中学生時代の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わりました。大人になった月島雫を
清野菜名が、天沢聖司を
松坂桃李がダブル主演で演じ、中学生時代の2人には安原琉那、
中川翼が抜擢。監督はヒットメーカーの
平川雄一朗が務めます。
この度公開されたのは、映画『耳をすませば』の本予告編と本ヴィジュアル。「チェロ奏者になるのが夢なんだ」「聖司君がイタリアに行ってる間、私もっと勉強して書くから。物語」と、中学時代に固い約束を交わしてイタリアへ旅立った聖司と、日本に残った雫。10年後、チェロ奏者として活動する聖司と、児童書の編集者として働きながら物語を書き続けていた雫は、お互いの存在を心の支えに夢に向かって走り続けていました。しかし、仕事で大きなミスをしてしまった雫は、人生の答えを求め、ある場所へと向かいます。予告編では、地球屋に訪れバロンとの再会を果たす清野演じる雫の姿や、チェロを演奏する松坂演じる聖司の姿などが描かれています。また、地球屋の店主と雫が耳に手を当て、心の声に耳を傾ける姿なども見られます。さらに、主題歌は
杏がカヴァーする名曲「翼をください」に決定。誰もが知る名曲を杏が澄み渡る歌声で爽やかに歌い上げ、物語を彩ります。
また、公開された本ポスターには、見晴らしの良い丘の上で約束を交わす中学生の雫と聖司が朝日に照らされています。また、10年の月日を経てイタリアと日本とで離れて暮らすふたりの姿、そして、ふたりの姿を変わらぬ眼差しで見守り続けるバロンが映されています。
さらに、追加キャストも公開。雫が働く出版社の部長に
音尾琢真、先輩役に
松本まりか、後輩に
中田圭祐。そして、雫が担当を受け持つことになる作家・園村役を
田中圭が演じます。また、雫の両親を
小林隆、
森口瑤子が演じ、さらに松坂演じる聖司の祖父であり地球屋の店主でもあるおじいさんを
近藤正臣が演じています。
合わせてムビチケカードの発売情報も公開されました。バロンがこちらに真っ直ぐに視線を向け、その美しい瞳に吸い込まれてしまいそうな感覚を覚える印象的なデザインとなっています。
©︎柊あおい/集英社
©︎2022『耳をすませば』製作委員会