プログレ系のバンドとしては珍しくライヴ活動にも重点を置き、大阪城野外音楽堂や500人規模のライヴハウス等にて自主企画イヴェントを開催し続けている
ALL IMAGES BLAZING。また、海外へのアプローチも積極的に行ない、2019年の〈LIFE〉ツアーはタイ・バンコクからスタート、5月にはポーランドの
ヴォイチェック・チュライ(Wojciech Ciuraj)を日本に招聘し、イタリアのTACITA INTESAと共に大阪でプログレ・イヴェントを開催。2020年はコロナ禍で中止となったものの、オーストラリアの重鎮
ANUBISを呼んでのカップリング・ツアーを企画、10月には韓国でのライヴも内定していました。2021年2月には3rdアルバム『
Crimson Red』をリリース、これまで同様に精力的なライヴ活動を1年間続けました。
次の作品制作に取り掛かるにあたり、バンドを更にステップ・アップさせる為にギターをYasuに交代し、4thアルバム『CHANGE!』を完成させ、過去作同様Black-listed Recordsから8月26日(金)にリリースします。
メイン・コンポーザーの片岡と田中は、幼少期からモータウン・サウンドに代表される60〜70’sアメリカン・ポップスに親しんできたという共通の地盤があり、2人の作り出す楽曲は、プログレッシヴ・ハード・ロックの複雑な展開の中にメロディアスでキャッチーなラインを融合させた、AIB独自のカラフル・ワールド。
本作は正にタイトル通り「変化」をコンセプトに、長い活動歴の中で初となる日本語詞を導入。これまで片岡と田中のコンビで全曲が描かれてきましたが、本作では他のメンバーも作曲に参加。過去3作品よりもロック寄りなサウンドへとシフトする等、幾つかの“CHANGE!”がもたらされましたが、本質的にポップでプログレッシヴなハード・ロックというスタイルを更に“進化”させた作品となります。
そしてマスタリングを
ゴダイゴのベーシストである
スティーヴ・フォックス(Steve Fox)が担当。「プロフェッショナルな感覚」と「日本人とは違った感性」で繊細かつ迫力のあるサウンドに仕上がっています。ゲスト・プレイヤーとして、Takeaki Itoh(SPiRiTRiAL / Chorus)とJunki Yorozu(Sax)の参加も聴きどころとなっています。
[コメント]緻密な計算と鮮烈なパワー&テクニックから生まれる個性ある世界観。本作を私のマスタリングでお届けできることは、この上ない喜びです。進化と変化を遂げ、新たな可能性を切り拓くAIBの最高傑作を堪能してください。――スティーヴ・フォックス(ゴダイゴ)