ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて、「スター」の日本発オリジナル・ドラマ・シリーズ『すべて忘れてしまうから』を
阿部寛主演で9月より独占配信。この度、先日の主演情報に続き、本作の第2弾キャスト情報が公開されています。
ハロウィンの夜に突如姿を消した“彼女”をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラヴ・ストーリーを描く本作ですが、先日、主演が発表された阿部寛が演じるのは、大した賞も大ヒット作もないまま小説を描き続けているという地味で主体性がないミステリー作家“M”。今まで他人にも自分にも無関心だった“M”が、消えた“彼女”を探すのがストーリーの主軸となる本作は、長年俳優として第一線で活躍してきた阿部にとっては、キャリア初の配信ドラマ出演、かつ『
まだ結婚できない男』以来となる久々のラヴ・ストーリー作品への出演となります。
今回、新たに主人公Mが通う行きつけのバーであり、ハロウィンの夜に彼女が消えた場所でもある、物語のキーとなる舞台・灯台にかかわるキャラクターたちのキャスト情報が公開。オーナー役には、1996年公開の『
スワロウテイル』以来26年ぶりの演技となり、配信作品はもちろん、ドラマ作品への出演も本作が初となる
Chara。そして、同じバーで働く元バンドマンの料理人役を
宮藤官九郎が務めます。Charaが主演の阿部と共演するのは今回が初、そして宮藤は、阿部とは『
大帝の剣』以来2度目の共演となります。一体この3人がどんな化学反応を魅せてくれるのか、注目が集まります。
製作陣からは2人の起用について、「Charaさんは、映画『スワロウテイル』での圧倒的な存在感は多くの邦画ファンの脳裏に鮮烈な記憶として刻まれています。その元来のカリスマ性が、本作の持つ誰の記憶にも繋がるような日常ドラマを、特別な味わいに仕立ててくれるものと確信して、監督たちの満場一致を受けてご出演を依頼しました」とオファーの経緯を語りました。また、宮藤に関しては、「人間・宮藤官九郎には格別な色気が漂っています。それは人生において様々な事象を深く見つめ、触れてきたからこそ醸し出されるものだと思いますし、そんな宮藤さんだからこそ、掴み所のないフクオという役柄に実在感を持たせることができると思いました」とオファー理由を明かしています。
合わせて、Chara演じるカオルと宮藤官九郎演じるフクオの場面写真が初公開。カオルが満面の笑みでワイングラスを傾けながら談笑する姿と、フクオがリラックスした表情でドラムを演奏しようとしている姿、どちらも劇中のキャラクター性はもちろん、2人の個性が伝わってきます。
■『すべて忘れてしまうから』
ディズニープラス「スター」で2022年9月配信予定