大胆かつ繊細なピアノの連弾で人気の
レ・フレールが、結成20周年を記念したアルバム『Timeless』を8月24日(水)に発表します。
守也と
圭土の斎藤兄弟からなるレ・フレールは2002年の結成以来、これまでにオリジナル・アルバムを5枚発表。国内外で精力的にライヴ活動を行なう一方、災害復興を機にプロジェクト化した「こどもたちへの音楽支援活動」を行なうなど、次世代のこどもたちへの芸術文化発展にも力を注いできました。
「キャトルマンスタイル(フランス語で4本の手を意味する)」を追求し続けてきた彼らの通算6枚目となるオリジナル・アルバム『Timeless』には、全曲書き下ろしの13曲を収録。レ・フレールならではのさまざまな試みも行われており、そのひとつは「キャトルマンスタイル」の特徴的な表現方法である「ミュート奏法」の積極的な取り入れ。タイトル曲の「Timeless〜時〜」では時を刻む秒針を鍵盤で表現し、「NBAYEH」では全編をミュート奏法で演奏して異国情緒あふれる楽曲に仕上げました。
そのほかに、ピアノ椅子を打楽器のように奏でピアノ・サウンドと融合させた「Cobrette」や、アルバム最後を締めくくる華やかなメロディが印象的な約6分間の大作「Victory」など、2人の魅力が最大限に生かされた楽曲が並んでいます。
[コメント]今回は20年前、ただ2人で一台のピアノを楽しんでいた横須賀のステージを思い返しながら制作に取りかかりました。即興演奏が多いなど原点に帰るようなアルバムに仕上がっているのではないかと思います。――斎藤守也今回『Timeless』をリリースできる事を心から嬉しく思います。2022年でLes Frèresを結成して20年を迎えます。20年の間、様々なかたちで僕達を支え、応援してくださった方々、一緒に時を刻んだ方々に感謝の気持ちと共にこのアルバムを贈ります。――斎藤圭土