「最近の音楽の機能的な使い方には、ある種のフラストレーションを感じます。“Music for Sleeping(眠りのための音楽)”、“Music for Focus(集中するための音楽)”といった名前のプレイリストばかりですからね」とフラームは笑います。「音楽はつねに何か役に立つことを必要としているかのようです。クライアントが何かを必要としているのだから、音楽はそれを提供しなければならない、さもなければ“お前はクビだ!”と。このアルバムは、特定のオーディエンスを想定しておらず、また、特定の目的に合わせたわけでもない。しかし、実際、この数ヵ月間、多くの時間を一緒に過ごした動物たちを喜ばせることはできたようなのです」