世界歴代興行収入No.1を記録した『
アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をはじめ、日本でも大ヒットを記録した『
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)、そして、7月8日に公開を迎えたばかりの『ソー:ラブ&サンダー』は早くも興行収入10億円を越える大ヒットを記録するなど、観客を熱狂の渦に巻き込み続けているマーベル・スタジオ。いよいよ世界中のファンが特別な想いを抱き、期待を寄せる『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が、11月11日(金)に日米同時公開となることが決定。あわせて、邦題の発表、待望の特報映像も公開されました。
祖国である超文明国家ワカンダの“秘密”を守るという使命を果たすため、ワカンダの国王、そして“ブラックパンサー”というヒーロー、ふたつの顔を持つティ・チャラの活躍が描かれた『
ブラックパンサー』(2018)。公開を迎えるやいなや、マーベル・スタジオの新境地となったアフリカ大陸に位置する架空の国“ワカンダ”を舞台にした設定や、一瞬たりとも目が離せない壮絶なアクション、新星ヒーロー、ブラックパンサーの活躍に“マーベル・スタジオ史上最高傑作”の声が相次ぎました。全米歴代興行収入は『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『
アバター』(2009)に次ぐ歴代5位となる7億ドルを叩き出し、全世界では13億ドルを超える偉業を達成。その勢いは留まることなく、『
アイアンマン』や『
スパイダーマン』でも成しえなかった、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞®作品賞含む7部門にノミネート、3部門の受賞を果たしました。さらにはグラミー賞受賞アーティスト、
ケンドリック・ラマーら豪華アーティストが参加したインスパイア・アルバムも世界中で大きな話題になるなど、『ブラックパンサー』はヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした、まさにエンターテインメント史に名を残す一作品となっています。
しかし、続編の製作が期待される中、ブラックパンサーを演じた
チャドウィック・ボーズマンの訃報は世界中を深い悲しみに包みました。“真のヒーロー”として、そして役者としても輝かしい活躍をみせたチャドウィック・ボーズマン亡き今、ベールに包まれていた『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』がついに始動します――。
この度公開された特報では、ティ・チャラの母であり先代の王ティ・チャカの妻でもあるラモンダが王座に座り、彼を失った悲しみを乗り越え、力強く歩んで行こうとするワカンダの人々の姿が切り取られています。そんな大きな岐路に立たされているワカンダに迫る新たな敵とは。新たに登場した海に住む部族とワカンダの関係とはいったい……。そして、ティ・チャラの妹でワカンダの技術開発の責任者でもあるシュリと親しく接する“鉄の心(アイアン・ハート)”を作る新たな少女も登場。彼女がどのように本作の物語へと絡んでくるのかも見逃せません。さらに注目なのが、映像の最後に登場したヒーロー、ブラックパンサーの姿――。ティ・チャラの遺志を継ぎ、次のブラックパンサーとなるのは果たして誰なのだろうか、必見です。
監督を務めるのは、『ブラックパンサー』で功績を残し「世界で最も影響力のある100人」に選出された
ライアン・クーグラー。ブラックパンサー演じるチャドウィック・ボーズマンへの熱い想いを胸に、キャストと共に作り上げた渾身の一作が完成しました。マーベル・スタジオの社長並びにマーベル・エンターテインメントのチーフ・クリエイティヴ・オフィサーを務めるケヴィン・ファイギは「ワカンダのレガシーを繋いでいく。そしてストーリーはリスペクトと希望に満ちたものになる」とコメントしており、日本時間の今朝行われた〈Comic-con2022〉(サンディエゴ開催)では、彼の口から本作がフェイズ4の最後を飾る作品となる事が発表されました。
全世界が熱い視線を注ぐ、制作陣&キャストの深い愛が詰まった『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の幕がついに開きます。
©Marvel Studios 2022