1989年に少女まんが雑誌『りぼん』で連載された不朽の名作『耳をすませば』。1995年には
アニメーション映画が公開され、大ヒットを記録。その後地上波でも度々放送され、今なお色褪せない青春漫画の金字塔として、歴史に刻まれています。そんな伝説的漫画の実写化が決定し、10月14日(金)に全国公開されます。この度、8月8日(月)の“世界猫の日”にちなみ、猫のムーンの場面写真が公開されました。
今回の実写映画では、漫画・アニメ映画で描かれた中学生時代の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わっています。大人になった月島雫を
清野菜名が、天沢聖司を
松坂桃李がダブル主演で演じ、監督はヒットメーカーの
平川雄一朗が務め、この秋、ふたたび新たな『耳をすませば』が誕生します。
この度公開されたのは、映画『耳をすませば』に登場する猫のムーンの場面写真。ムーンを演じたのは『ねこあつめのの家・蚤とり侍』(2019)や『
コーヒーが冷めないうちに』(2019)、『
ねことじいちゃん』(2019)に出演したタレントねこ・ぽんず。ムーンの座をオーディションで射止めたぽんずは、数々の作品でその愛らしさを発揮してきたベテランねこ俳優。オーディション参加時には、10匹以上の猫の中で唯一完璧に演技をこなした天才猫ぶりを披露したとのこと。
安原琉那が演じる読書が大好きな中学生の月島雫は、父が忘れたお弁当を届けるために乗った電車の中で猫のムーンと出会います。ムーンに導かれるように「地球屋」にやってきた雫は、そこで人生を変える体験をします。8月8日は“世界猫の日”といわれ、「人間と猫の友情を深め合うと共に、猫に安全な生活を提供することを誓う日」と定められています。
今回公開となった場面写真では、てくてくと雫を誘うように歩を進めるムーンの姿や、カゴの中でひと休みする姿など、愛らしい姿と何かを悟っているような落ち着いた表情が印象的な写真となっています。原作に忠実な演技を披露してくれたぽんず(ムーン)の出演するシーンにもぜひご注目ください。
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会