SIGEMARUは、1010(ヒトワヒトオ)名義でKSK(ケーエスケー)、Japssy(ジャプシー)と結成したラップ・ユニット、MGFとして2016年11月に1stアルバム『Float in the Dark』でデビュー。「優しくしないで'95 feat.曽我部恵一」や「Beautiful feat. Mabanua」などの楽曲を生んだほか、RIP SLYMEのRYO-Zや、DJ / プロデューサーのAKAKAGEとともに結成したユニット“ARM”としてのリリースでも知られています。
2020年にリリースした1stソロ『EGOTO』より約2年ぶりとなる『STASIS』は、STASIS=停滞をテーマとし、コロナ禍の中で制作された停滞している今を表現している楽曲群をコンパイルしたもの。停滞と掲げつつも決してネガティヴなものではなく、立ち止まるのも悪くないかもという内容にまとめられており、プロデューサー陣としてTHE BED ROOM TAPE、MAHBIE、Bugseed、Sad Wednesdayが参加しています。
MVが公開された「風の化石」は、THE BED ROOM TAPEのプロデュースによる楽曲。MVの監督はMGF「優しくしないで'94」も手掛けた田中秀典が担当しています。