『
ライアーゲーム』シリーズ、『
マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本、『
海炭市叙景』、『
私の男』など海外からも高い評価を受ける
熊切和嘉監督による2023年2月公開の映画『#マンホール』の主演を、今年結成15周年を迎える人気グループ、
Hey! Say! JUMPの
中島裕翔が務めることが決定。あわせて、『#マンホール』の特報映像&メイン・ヴィジュアルが公開されています。
中島が演じる本作の主人公・川村俊介は勤務先の不動産会社での営業成績はNo.1、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男。結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまうという、幸せの絶頂からどん底に転落してしまう男を演じます。
4月下旬に本作の撮影を終えた心境について中島は「雨に濡れたり、泥や泡にまみれたりと想像以上に大変なことがたくさんありましたが、熊切監督作品の歴史に残る映画に参加できて光栄です」とコメント。さらに「国内外問わず類をみない、とてもクレイジーな映画が出来上がりました。見ている人を1度、2度、3度、もっとたくさん驚かせたいと思います!」と自信をのぞかせました。熊切監督の印象については「すごい方というイメージがあったので最初は緊張していたのですが、すごく気さくにしゃべってくださる明るい方。笑顔で『今のよかったよ!!』と現場で1番楽しそうに撮っている純粋な様子がちょっと怖くもあり、こういう人だからこそ狂気に満ち溢れたものを作れるんだなと思いました」と初タッグを振り返りました。
また、中島について熊切監督は「とにかく身体能力が高い!今回自分のなかでもここまでのジャンル映画というのは初なのですが、中島君が緊迫感を肉体で上手に表現してくれました。2人で演技プランをディスカッションしていくなかで、僕が思っていた以上に中島君のいつもとは違った面が出てくるのも面白かったです(笑)」と太鼓判を押しました。
さらに、『#マンホール』の特報映像&メイン・ヴィジュアルが公開。自身の結婚式前夜に開かれたサプライズパーティで新たな人生の幕開けを同僚たちに祝われる川村。パーフェクトな自分の人生に満足げな様子でしたが、その帰り道、酩酊した彼は一人深い穴に落ちてしまいます。深夜、暗闇のなか目を覚ますとそこはマンホールの底でした。手元にあるのはスマホだけ。しかしGPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てになりません。タイムリミットの夜明けが迫る中、唯一通話できた元カノと、SNSでアカウントを立ち上げてつながったフォロワーたちに助けを呼びかけますが、事態は予想外の展開に向かうのでした。マンホールの底で緊迫感たっぷりに怪演する中島裕翔の新境地が垣間見える映像となっています。映画タイトルがこだまする中、マンホールの蓋が不気味に閉じられていき、映像は終わります。
メイン・ヴィジュアルでは、深く暗いマンホール内部のはしごをよじ登り、泥だらけ&傷だらけになりながら必死に脱出を試みる主人公・川村の姿が。「この穴、何かがおかしい。」というコピーから本作の不穏な展開が想起させられます。
[コメント]3週間強の撮影期間だったのですが、もっと長い間撮影していたのではないかというくらい濃い内容でしたので、本当にそれが終わったんだなという実感があります。雨に濡れたり泥や泡にまみれたりと想像以上に大変なことがたくさんありましたが、熊切監督作品の歴史に残る映画に参加できて光栄です。
国内外問わず類をみない、とてもクレイジーな映画が出来上がりました。没入感をもって見て頂けるような作品になっていると思いますので、皆さんもこの映画を見てちょっと息苦しくなってほしいなと思います。見ている人を1度、2度、3度、もっとたくさん驚かせたいと思います!――中島裕翔今回自分のなかでもここまでのジャンル映画というのは初なのですが、中島君が緊迫感を肉体で上手に表現してくれました。2人で演技プランをディスカッションしていくなかで、僕が思っていた以上に中島君のいつもとは違った面が出てくるのも面白かったです(笑)
本当に難儀な台本ではありましたが、スタッフみんなが徹底的にやってくれたことと、中島君が最後まで信じ切って演じてくれたことで、マンホールという狭い空間の中でとても大きな画を描けたような気がしてます。これから仕上げと編集も徹底的にやって、面白い映画に仕上げようと思いますので楽しみにしていてください。――熊切和嘉監督©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.