伊東妙子(vo,g)と篠田智仁(b)のデュオ、
T字路sが、9月6日に音楽とお笑いのツーマン・ライヴ〈コトバノオト#1−T字路s×オズワルド−〉に出演。6月8日にリリースしたカヴァー・アルバム『
COVER JUNGLE 1』の第2弾となる『COVER JUNGLE 2』のリリースを発表しました。
T字路sと
オズワルド。この2組の交流は、オズワルドが出囃子にT字路sの「これされあれば」を使ったことから始まり、今までありそうでなかった音楽と笑いのツーマン・ライヴが実現。ライヴは、それぞれのワンマン・ライヴのように演奏、漫才をたっぷりと楽しめる内容で、まずはT字路sの演奏からスタート。熱いパフォーマンスで会場を温めた後に、T字路sの生演奏出囃子からオズワルドの漫才へと進み、コラボレーションコーナーでは、この日限定のグッズの物販叩き売りや突然流れる音にあわせて、それに合う動きを即興でつけるゲームなどが行われました。そのコラボレーションのコーナーでT字路sとオズワルドによるバンド“オズ路s”として披露された楽曲「コンビニエンスマン」。この曲はオズワルドの畠中悠が作詞作曲を手掛け、コロナ過の自粛中、2020年に自身のツイッターに楽曲を投稿。昭和歌謡のような哀愁漂うメロディ、切ない歌詞が反響を呼んだ楽曲です。そしてこの楽曲を含む、カヴァー・アルバム第2弾、『COVER JUNGLE 2』を11月2日(水)にリリースすることをステージ上で発表しました。
オリジナル作はもちろん、カヴァー作品にも定評のあるT字路s。2022年6月にリリースした『COVER JUNGLE 1』では、「三百六十五歩のマーチ」「熱き心に」「スローバラード」「愛のメモリー」など誰もが知る名曲に、
Theピーズ、
ザ・クロマニヨンズなど、バラエティに富んだ選曲が話題を呼びましたが、第2弾となる今作も、オズワルド楽曲のカヴァー含め、魅力的な選曲が並んでいます。「あの鐘を鳴らすのはあなた」「かもめはかもめ」など名曲に、
井上陽水、
忌野清志郎作の「帰れない二人」、万葉集をモチーフに描いたとされる
さだまさし「まほろば」、
玉置浩二「メロディー」に、
斉藤和義、
真心ブラザーズ、
高田渡、そして前作に続きセルフカヴァーも収録。今作も、T字路sに大きな影響を与えてきた楽曲の数々を、リスペクトを込めて現在過去未来と紡いでいく作品です。
9月3日香川・高松DiMEを皮切りに全国ツアー〈COVER JUNGLE season 2〉がスタート。12月11日(日)沖縄・石垣島すけあくろまでの20公演に加え、10月はイベント出演など、精力的にライヴ活動中のT字路s。リリース前に『COVER JUNGLE 2』の楽曲を生演奏で楽しめるチャンス、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。