ニュース

DREAMS COME TRUE、ドラマ企画「5つの歌詩」に新曲「スピリラ」書き下ろし 予告映像公開

DREAMS COME TRUE   2022/09/13 13:05掲載
はてなブックマークに追加
DREAMS COME TRUE、ドラマ企画「5つの歌詩」に新曲「スピリラ」書き下ろし 予告映像公開
 BS放送と配信サービスを手掛けるスターチャンネルが、2022年に新たな取り組みとして、“5SONGS×5STORIES”のスターチャンネル初となるオリジナル・ドラマ・プロジェクト「5つの歌詩(うた)」を始動。本企画では、心の風景を映し出す楽曲を独自にピックアップし、オリジナル・ストーリーとして映像化します。

 この企画のトップを飾るのは、DREAMS COME TRUE吉田美和が生み出す歌詩は、時に私たちの背中を押してくれたり、励ましてくれたり、慰めてくれたりと、私たちに“生きるチカラ”を与えてくれます。その奥深い歌詩の世界で、吉田が一番使用している言葉が「あなた」という一語。今回ドラマ化される「空を読む」、「マスカラまつげ」、「TRUE, BABY TRUE.」、「何度でも」の4曲と、このドラマ企画の為に書き下ろされ、いよいよ初公開となる「スピリラ」の計5曲は、身近にいる家族、恋人、友人、大事な人など、それぞれの「あなた」と言う存在を思い浮かべて観て頂ける物語となっています。

 そして、歌詩の世界を独自の解釈でドラマへと昇華させるのは、今年大ヒットした映画『余命10年』の脚本を手掛けた岡田惠和をはじめとするスタッフ陣。聴こえてくるのは「あなた」の物語。誰もが期待し、観たいと思う企画が、スターチャンネルEXにて独占配信中、BS10スターチャンネルにて放送中です。

 この度、現在、独占配信・放送中の4曲のドラマに加えて、今まで曲名も含めて一切情報が明かされておらず、本ドラマのために“ドリカム”が書き下ろした#5の全貌が、今回、楽曲自体が初公開となる予告映像、さらに出演キャスト、ストーリーなどと併せて一挙に発表。さらに、このDREAMS COME TRUEの新曲となる「スピリラ」は、現時点ではこの「5つの歌詩」ドラマ本編内だけでのみフル・ヴァージョンで聴くことが出来る、ファンは必見必聴の内容となります。

 #5「スピリラ」に出演するのは、『新聞記者』(2022 / Netflix)や、映画『おいしい給食season2』(2022)と出演作が続く土村芳(三島薫役)、連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013 / NHK)、『帰郷』(2019 / 時代劇専門チャンネル)、『茜色に焼かれる』(2021)に出演する前田亜季(遠山真理恵役)、そして、『僕はまだ君を愛さないことができる』(2019 / CX)、『サギデカ』(2019 / NHK)、『キスできる餃子』(2018)などに出演する足立梨花(中谷宏実役)の3人。

 東京郊外に住む薫(土村)は、仕事を終えていつものバスで帰宅していました。特に不満があるわけでもなく過ぎていく毎日。地元の友達ともなんとなく疎遠になり、会社でも仲良しはいるが友達とは少し違う。かといって、新しい友達、仲間との出会いも無く、心の中では「友達がほしい」と思っている自分がいます。そんなある日、車両トラブルでバスが停車してしまいます。途方に暮れて、しかたなくバスを降りますが、そこにはいつもバスの中で顔を合わせている同年代の2人の姿が……。薫が意を決して真理恵(前田)と宏実(足立)に、「一緒に歩きませんか?」と声をかけたことから奇跡の1日が始まる、というストーリー。

 主演の土村は出演のオファーを受け、「一時期、ものすごく頑張れば私もあの(吉田美和さんの)声になれるかもと、CDをかけていた時期がありました。歌詩とメロディー切ない曲が好きだったんです」と率直な気持ちを明かし、「悩みを抱えながら、恋人や結婚相手ではなく仲間という繋がりを求める3人が出会い、支えながら前向きに歩みだす物語です。立ち止まらず、少しの勇気を出して一歩踏み出せば、新しい仲間、新しい世界に出会えるんだと背中を押してくれる作品になっていますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです」とコメントを寄せています。

 共演した前田は、「小さい頃からドリカムさんの曲が身近にあり、今回このドラマのお話を聞きとてもワクワクしました。岡田惠和さんの描く世界もとても好きなので、私にとって夢のようなコラボレーション!と思いました」とオファーを受けた際の想いを述べ、「勇気を出したらこんな事も起きるのかも…と私自身も小さな奇跡を起こしたくなりました。それぞれに不安や悩みの中で生きてますが、そんな時だからこそ、一歩。と思える、作品だと思います。あと、個人的に、バスに乗るのが好きなので、そこから始まる物語というのも好きです。ドラマの中で、初めて聴けるドリカムさんのスピリラ。登場人物たちと重なり合い、どんな色になるのか、私もとても楽しみです。3人での撮影はぎゅっと濃い時間を過ごし、まるで物語の中の3人の様でした。みんなの一歩を、ぜひ見ていただきたいです」と語っています。

 同じく共演の足立も、「楽曲をもとに映画やドラマが作られることは今まであったと思うんですが、まさかドリカムさんの曲がこういう形でドラマ化されると思っていませんでした。お話を伺った時、『本当ですか?そんなことあるんですね!』と驚きもありつつ、楽しみになりました」とオファーがあった際の想いを振り返り、「人それぞれいろんな悩みを抱えながら生きているんだなっていうことが分かりますし、その悩みを持った3人がどういうふうに仲良くなっていくのか、大人の友情とはどういうものなのか、みたいなものがぎっしり詰まったドラマになっていると思いますので、ぜひご覧ください!」とコメント。

 そして、今回演出を担った木内健人監督は、「今回、出演頂いた土村芳さん、前田亜季さん、足立梨花さんには東京の郊外に住み、似たような環境、似たような生活を営み、似たような心情を抱えた30代の女性を演じていただきました。以前から顔見知りではありましたが互いに声を掛け合うことのなかった3人が、ある日、ある事をきっかけに急激に絆が深まっていく物語です。3人がそれぞれに悩み、葛藤していることを、互いに話し、互いに認め合っていく。キャストの皆さんにはそれぞれの役を皆さんなりに演じて頂き、それぞれの役がこの作品を見ていただく方々にとって、自分と照らし合わせることによってそれに共感し、心に響くものになったのではないかと思います。土村さん、前田さん、足立さんは撮影現場の空き時間もまるで女子会を開いているように和気あいあいと楽しんでいて、その楽しい雰囲気が作品の中にも滲み出ています」と振り返り、「今回、この作品のお話を頂いてドリカムを聞いて育った私としても大変光栄で、ありがたく思っております。この物語のベースとなっているのは〈スピリラ〉で、見ている方々には曲から生まれた岡田惠和先生のオリジナル脚本の物語を楽しんで頂ければと思います」と、5つ目のストーリーを心待ちにしている視聴者へコメントを寄せています。

 また、中村正人と岡田惠和によると、「5つの歌詩」の最後のピースである#5「スピリラ」が誕生するまで長い道のりだったようで、「お話が始まってから、詩が完成するまでに多分1年以上かかった」という中村の言葉に岡田は、「(デモを)聴かせていただいて、完成した詩がついてのってくるのを待ってるっていう、なかなか味わえない立場に自分はいるなっていう感じがあって、すごくワクワクして。どんなことになるんだろうか」と普段とは違った環境下での脚本づくりを楽しんだよう。

 さらに、「多分、岡田先生は、最初のリクエストではバラードでちょっと感動的なみたいなお話もあったような。最初は何を期待してました?」との中村の問いに、「どちらかというと、泣ける系だったりとか、ドリカムらしいみたいな感じのものがくるだろうという想定の下、他の4本を進行させていて、自分が最後になってしまって打ち合わせで2人(別エピソードを担当した脚本家の渡邉真子、濱田真和)に言ったことがすべてブーメランとして返ってくる気がしていたので、久々にプレッシャーを感じていました」と当時の心境を明かしました。そんなやり取りをしている間に遂に詩が出来上がり、「なんととてつもない変な曲が上がって来ました」の中村の発言に岡田は、「濃いなってまずは思いました。料理で言うと全部乗せみたいな感じ。何かすごくゴツゴツしたものが、ガーンと来たなっていう感じがして、こういうことかと。面白いですね」と新曲を表現。その回答を受け、中村も「僕もそう思ってました。ああ、こういうことかと。吉田から曲が上がってくる時、やっぱりいろいろ汲んでくれて、やっぱりそういうみんなが期待するものを作ってくれるだろうなと思っていたら、今回は本当に期待しないものが来たんで驚いたんです。でも何と言うんでしょうかね、我々が思っているより、吉田が今を掴んでいました」と語っています。

 そして完成したドラマに関して、中村は「女性たちのあるあるの1つ1つが、その瞬間その瞬間、奇跡を生んでいるドラマでした。ドラマを観て頂ければ、今自分が目立たないとか、自分が損してるんじゃないかとか思ってる人たちが、その“瞬間”に気づけたら、あなたのその毎日の“何か”が凄いことなんだと捉えて頂ければ。このドラマ企画のチャレンジに沢山の人が追従してくると思います。『5つの歌詩』があったから、こういうムーブメントが起きたんだと。それこそ何回もスターチャンネルで観られるということで、ぜひお楽しみに」とコメントし、そして岡田も「中村さんが仰っている小さな奇跡が発動する瞬間みたいなのが描けたらなっていう意味で、ドリカムさんに刺激されまして、いいドラマが出来上がったと思っております。今まで書いてきた脚本の中でも、すごく好きなものが出来上がっています。この素敵なコラボ作品を楽しんでいただきたいなと思います」と、共に本企画と#5「スピリラ」に対する想いを語りました。

 以前よりも人と接する機会が希薄ぎみでコミュニケーションをとるにも思い通りにいかない現代。#5「スピリラ」は、なにげない毎日の中で勇気を持って一歩踏み出そうとする「あなた」に贈る奇跡の物語。10月8日(土)20:00より、スターチャンネルEX、BS10スターチャンネルにて同日に独占配信、TV初放送となるドラマ本編。そして、現時点では「5つの歌詩」ドラマ本編内だけでのみフル・ヴァージョンで聴くことが出来る新曲「スピリラ」に是非ご期待ください。

拡大表示


拡大表示



©︎2022 東北新社

「5つの歌詩」公式HP
www.star-ch.jp/dreamscometrue
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015