アーティストとして音楽ジャンルを超えて日々進化し続ける
氷川きよし。2022年6月3日の東京・明治座初日からスタートした全国4座連続座長公演が、大阪・新歌舞伎座公演、福岡・博多座公演、愛知・名古屋 御園座公演と続き、9月15日に全90公演を完遂。無事に大千穐楽を迎えました。そんな中、この度、大ヒット中の最新シングル「甲州路」の新タイプ(Dタイプ / Eタイプ / Fタイプ)の3種類を、11月8日(火)に発売することが決定。既発のAタイプ、Bタイプ、Cタイプとはカップリング曲とジャケット写真を変え、装いも新たに新発売となります。
今回の「甲州路」新タイプは、今年いっぱいで歌手活動の休養を発表している氷川きよしの歌手活動休養前最後のシングルとなります。表題曲は原点に立ち返り、股旅ものの軽快な演歌楽曲。かず翼の作詩による、甲州街道を舞台に恋に破れながらも夢に向かう姿を描いたストーリーとなっています。師匠・
水森英夫の手による作曲で、デビューから支えてくれているファンの期待に応える作品となっています。
Dタイプ、Eタイプ、Fタイプは、それぞれカップリング曲とジャケット写真を変えた3種類での発売となっており、今回のカップリングには、女性の情念を歌った「雪女」をDタイプに収録。Eタイプには対馬海峡を舞台にした歌謡曲「対馬海峡」。Fタイプには氷川自身の想いを歌詞の世界観に投影した「桜のように」を収録しています。
発売に先駆けて公開された新ヴィジュアルは、都内のスタジオで撮影。今回は、甲州の紅葉を思わせる秋の色合いの衣装で軽やかな表情を見せる氷川が、様々なポーズをとったヴィジュアルとなっています。
[コメント]いつも氷川きよしの歌を多くの方にお聴きいただいて、本当にありがとうございます。
この度、11月8日(火)に新たに新曲「甲州路」のDEFタイプを発売させていただきます。
今回はDタイプのカップリング作品が「雪女」という曲を入れさせていただきました。これから秋、冬と寒い日が近づいてまいりますが、そんな季節に聴いていただきたくなるような、女性の情念と愛する人に対しての想いを描いたとてもドラマチックな作品でございます。
Eタイプは「対馬海峡」という作品です。私、九州・福岡出身なので、デビュー当時、キャンペーンで壱岐対馬辺りを回らせていただいて、島でいろいろと歌わせていただきました。地元の方々がたくさん来ていただいて、すごい喜ばれたことがありました。
その大好きな思い出のある対馬海峡を歌にしていただきまして、出来上がった歌謡曲の作品です。胸がちょっと切なくなるような、また新たな決意と生きるための自分の思いを表現した作品となっております。
そしてFタイプが「桜のように」という作品です。今年の冬が終わるとまた来年の春、桜が咲きます。人生でも、一度咲いた花は枯れてしまうけど、また咲かせることが出来るんだということ。そして自分自身も、愛があるから歌ってこれたし、愛を伝えたくて歌ってきたんだと、そんないろんな思いや心の中を表現してくださった作品です。
3タイプのカップリング、どの曲も思い入れがありますし、一曲一曲に対して、すごく愛情をかけて歌っているので、そんな想いを感じて、それぞれ楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ジャケットも秋らしい色をチョイスしまして、お写真を撮りましたので、見ていただいても楽しんでいただきたいですし、音楽もじっくりと楽しんでいただきたいと思います。――氷川きよし