“特殊効果の神”
フィル・ティペット監督作『マッドゴッド』が、12月2日(金)より東京・新宿武蔵野館、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、東京・池袋シネマ・ロサ、東京・アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開することが決定。併せて、ポスター・ヴィジュアルと予告編が公開されています。
『
スター・ウォーズ』『
ロボコップ』『
スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズなど、誰もが知る名作の特殊効果の数々を手掛け、アカデミー賞を2度受賞、その後のSF作品に計り知れない影響を与えた巨匠フィル・ティペット。「人生にはフィル・ティペットが必要だ ―スティーヴン・スピルバーグ」、「巨匠であり、師であり、神だ ―ギレルモ・デル・トロ」、「彼以上のマスターはいない ―ポール・ヴァーホーヴェン」と、ハリウッドの錚々たる大物監督たちから敬愛を集める、ハリウッドの歴史の一端を担う人物です。
「天国よりも地獄に惹かれる」と語る天才ティペットの潜在意識から溢れ出したのは、かつて誰も見たことのない暗黒世界。孤高のアサシンが荒廃した地底に潜り、拷問された魂、老朽化した地下壕、うごめく不気味なクリーチャーたちのあいだを巡っていきます。グロテスクなその質感の全てに生命力と共感が宿っていることに、驚きを禁じ得ません。また、『
レポマン』や『
シド・アンド・ナンシー』で知られる映画監督の
アレックス・コックスが、人類最後の男「ラストマン」に扮して出演。地獄の向こう側の狂気に到達したとき、あなたは何を目撃するのか。
今回公開されたポスター・ヴィジュアルのデザインは、『
ミッドサマー』、『
TITANE/チタン』、『LAMB/ラム』なども手掛けた人気グラフィックデザイナーの
大島依提亜が担当。孤高のアサシンがランタンを掲げて降り立った、クリーチャーたちの棲む地底世界。「〈裏側の世界〉へ扉が開く――」というコピーが、まさにこれから始まる旅への不穏な期待を高めています。
また、あわせて予告編も公開。まさにストップモーションの最高峰というべき、地獄のディストピアの圧倒的な世界観、細部までこだわり抜かれた緻密な造形の数々を垣間見ることができます。場面写真では、クリーチャーたちやアサシン、ラストマンことアレックス・コックスの姿も切り取られています。
©2021 Tippett Studio
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『マッドゴッド』2022年12月2日(金)より東京 新宿武蔵野館、東京 ヒューマントラストシネマ渋谷、東京 池袋シネマ・ロサ、東京 アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
longride.jp/mad-god配給: ロングライド