大前粟生の同名小説を原作とした、
金子由里奈監督による長編映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(2023年春公開)に、この度、物語の鍵を握る白城ゆい役として
新谷ゆづみ(『麻希のいる世界』『
マイスモールランド』)が出演していることが発表されています。
本作は『おもろい以外いらんねん』『きみだからさびしい』をはじめ繊細な感性で話題作を生み出し続けている小説家・大前粟生にとって初の映像化作品で、『21世紀の女の子』『眠る虫』などで注目を集めた金子由里奈監督による長編商業デビュー作。
大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手な大学生・七森、七森と心を通わす麦戸、そして彼らを取り巻く人びとを描く物語です。『町田くんの世界』以来の主演作となる
細田佳央太、『
いとみち』などの
駒井蓮の出演を既に発表していましたが、新谷ゆづみが共演を果たします。
なお、本作につきまして、10月7日(金)23:59まで公式サイトにて、本作の完成・国内外への上映支援を求める「サポーター募集」を受け付けています。
[コメント]ぬいサーのみんなの優しさ触れるたび、どこか胸が痛み、後に温かい感情が生まれました。
一人ひとりに優しさの形があって、正解も不正解もない、ただみんな真っ直ぐに優しい。
ですが、ただ優しいだけでは上手くいかない時があって、それを分かっているのが白城だと思っています。向き合いながら話をすること、やさしさってなんだろう、改めて考えされられたキッカケとなりました。――新谷ゆづみ 白城ゆい役©映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」