名実ともに日本を代表するオーケストラである
NHK交響楽団の精鋭メンバー9人による、管楽器にフォーカスをあてたアンサンブルが東京・Hakuju Hallの人気コンサート・シリーズ〈ワンダフルoneアワー〉第15回に再登場! 公演は6月19日(金)、15:00からと19:30からの昼夜2回公演です。
クラシックのコンサートといえば、夜の公演が多く、しかも2時間以上かかってしまうモノ。「忙しいから難しい」「夜の外出はちょっと……」といったふうに、行くことを諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。そんな方にこそおすすめしたいコンサート・シリーズが“ワンダフルoneアワー”。本シリーズは昼夜2回の公演で、かつ公演時間が1時間に凝縮された、音楽のエスプレッソと呼べるコンサートです。
18世紀後半、おもに木管楽器を用いた管楽アンサンブル“ハルモニームジーク”は人気が高く、なかでもオペラ作品やオーケストラ作品の“ハルモニームジーク”編曲版は、市民も身近なところで楽しめることから大変流行しました。とくに、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット各2本ずつにコントラバス1本(またはコントラファゴット1本)を加えた9人の編成は、その表現力の幅広さ、柔軟性の高さからもっとも好まれ、数多くの作品が編曲されました。
今回は
モーツァルトのスタンダード・ナンバー3曲を取り上げ、N響精鋭メンバーによる確かなテクニック、豊かな表現力を心ゆくまで堪能することができます。日本を代表する実力派・管楽アンサンブルの音色を味わえるこの機会、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
■
第15回 ワンダフルoneアワー
N響精鋭メンバーによる管楽アンサンブル
「ハルモニームジーク」9人による“モーツァルト”www.hakujuhall.jp/syusai/25.html2015年6月19日(金)
東京 渋谷 Hakuju Hall
開演 15:00 / 開演 19:30
※昼夜2回公演[出演]
青山聖樹、和久井仁(ob) / 伊藤圭、加藤明久(cl) / 福川伸陽、勝俣泰(hr) / 水谷上総、森田格(fg) / 吉田秀(cb)
[曲目]
モーツァルト: 歌劇『フィガロの結婚』より
モーツァルト: セレナード第11番 変ホ長調 K.375
モーツァルト: セレナード第12番 ハ短調 「夜曲」 K.388