右手を持たずして生まれ、左手のピアニストとして活動する
ニコラス・マッカーシー(Nicholas McCarthy)が来日中の2月9日(火)、東京 千駄木の汐見小学校を訪問。小学生への演奏会、交流会を行ないました。
今回の試みは、教育に深い関心をもつマッカーシーが、日本の小学生との交流を熱望し実現したものです。マッカーシーは体育館いっぱいに集まった子供たちから大きな拍手で迎えられながら登場すると、音楽との出会いやピアノを始めたきっかけなど、自身のこれまでの人生を振り返りながらデビュー・アルバム
『ソロ〜左手のためのピアノ編曲集』から3曲を演奏。子供たちとコミュニケーションをとりながら、自身のモットーである“Anything is possible(あきらめなければなんだってできる!)”という熱いメッセージを伝えました。
また、この日のために練習してきたという日本の唄「さくらさくら」、「雪」なども演奏。「雪」では子供たちがマッカーシーとピアノを囲むように集まり、体育館いっぱいの大合唱が実現。
[演奏曲目]01. スクリャービン: 2つの左手のための小品 Op.9〜第2番『夜想曲』
02. ショパン / ゴドフスキー編曲: 練習曲 第12番ハ短調『大洋』
03. スクリャービン / シミーロ編曲: 練習曲 第12番嬰ニ短調『悲愴』
04. さくらさくら
05. 雪 なお、ワーナーミュージック・ジャパンのオフィシャル・サイト(
wmg.jp/artist/nicholasmccarthy/news_68405.html)では今回の来日公演を記念し、“ニコラス本人があなたの企画でピアノを弾きに行きます!!”と題した出張ライヴのアイディアを募集中。日程は2月11日(木)、2月12日(金)、2月13日(土)、2月14日(日)、2月15日(月)で、応募受付期間は2月14日(日)23:59までとなっています。奮ってご応募ください。