80’sジャパニーズ・ポップスをこよなく愛す韓国のプロデューサー / DJの
Night Tempoが、“昭和グルーヴ”シリーズ第16弾として、
岡田有希子の代表曲「Summer Beach」と「ファースト・デイト」のリミックスを1月11日(水)に配信リリース。
「Summer Beach」と「ファースト・デイト」は、正統派女性アイドルとして短い活動期間ながら一世を風靡した岡田有希子の代表曲。抜群のアイドル性と歌唱力は当時、他のアイドルとは一線を画し、今なお高い評価を得ており、Night Tempoは今の若い世代へその素晴らしさを伝えるべく、今回新たにリミックスを施しています。
「Summer Beach」は、1985年4月17日にリリースされた岡田有希子の5枚目シングル。作詞・作曲は
尾崎亜美、アレンジは
松任谷正隆が手掛けた、オリコン最高位5位をマークした楽曲です。Night Tempoは自身の著書『Japanese City Pop 100, selected by Night Tempo』で、「歌も笑顔もとても素敵な夢のアイドル、岡田有希子さんの名曲。明るい曲だけど聴いていると、なぜかエモーショナルな気持ちになります」と語っています。軽やかに跳ねるリズムに心が躍るこのナンバーを、Night Tempoは90年代の空気感を纏うクラシックなハウス・ミュージックへとアップデート、よりフロアを意識したアレンジに変身を遂げています。
「ファースト・デイト」は、1984年4月21日に発売された岡田のデビュー・シングル。
竹内まりやが作詞・作曲、そしてコーラスにも参加しており、初めてのデートに誘われて嬉しい反面“自分は全然目立つ女の子じゃないのに”と不安げな気持ちを歌っています。オリコン最高位20位を記録。Night Tempoは自身のDJセットで既にこの曲のリエディットをプレイしていますが、今回の公式リミックス発売のため、マルチ・データから新たにリミックスを施し、オリジナルの素晴らしさをよりダンス・フロアで引き立てるテック・ハウスなリミックスが誕生しています。
今作のジャケット・イラストは、昭和グルーヴ・シリーズでお馴染み、最近ではLOEWEやKitsuneといったファッション系のヴィジュアルも手掛ける韓国人イラストレーター・tree13が手掛けています。
2021年に来日公演を大成功に収め、2022年にはテレビ露出も増えて飛躍の年となったNight Tempoは、「2023年もこれまで通りマイペースに、音楽だけでなく昭和のポップ・カルチャーを独自の視点でキュレーションしていきたい」と語っています。