震災からの復興への思いが大きな反響を呼び、“合唱で歌いたい”という要望に応えて今年7月には合唱ヴァージョンを収録した
シングルも発売された
新沼謙治の楽曲「ふるさとは今もかわらず」。同楽曲が小学校教材用の譜面集「旅立ちの日に2 決定版!みんなでうたう卒業式の歌ベストセレクション(同声版])」(音楽之友社刊)に収録されることが決定、楽譜に準拠した
合唱CD用の公開レコーディングが10月6日に行なわれました。
女子30名、男子1名から成るすみだ少年少女合唱団によって行なわれた今回のレコーディング。応援に駆けつけ、子供たちの合唱を聴いた新沼は「すばらしいです。うるっときてしまいますね。感動的というか、この曲の雰囲気がまた違った別な意味でのさわやかさを今日は感じました」とコメント。「ふるさとへ震災後、何度か帰りました。自分が育った近所の川をずっと歩いてたら、ちょうど本当に静かな朝もやの中、川が流れていて、空気も鳥も人も花もなんかみんな同じ、ひとつに自然に抱きしめられた、すごく今までにない感じでした。自然っていいなって言うものと、そこで生まれて育ったことへの感謝の気持で、自然に抱きしめられた感じでこの歌がすっと出てきました。今日は皆さんの歌を聴いていて、その瞬間に戻ったような気がしました」との感想を述べました。
新沼も子供たちと共に合唱に加わり「感動しました。かわいい子達で、一緒に歌っていて楽しかったです」とコメントしたほか、「紅白は出たいです。最高に出たい。紅白は日本を代表するし、世界に向けた人たちにもこの歌を聴いてもらいたいし、ここまで頑張ってきていい状態なので、それを大舞台で歌えたら、みんなにもっと幸せを分けてあげられるので、個人的な希望ですが、出たいなと思います」と紅白歌合戦への意欲も語りました。