演奏家になる前はプロのトップ・モデルとしてシャネルやアルマーニのファッション・ショーのランウェイを歩いたほか、「ヴォーグ」や「コスモポリタン」誌のグラビアにも登場していた美しきチェリスト、ニーナ・コトワ(Nina Kotova)が、ワーナー移籍第1&2弾『
ラフマニノフ&プロコフィエフ: チェロ・ソナタ集』(WPCS-13578 2,600円 + 税)『
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲(全曲)』(WPCS-13579〜80 3,500円 + 税)を1月25日(水)に同時リリース。
ロシア出身のコトワは、父親もプロの演奏家で音楽一家に育ち、作曲もこなす才女。使用楽器は、伝説の女流チェリスト、
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Jacqueline du Pré)が使っていた1679年製のストラディヴァリウスです。チェリストにとってのバイブル的作品である『J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲(全曲)』はコトワのワーナー移籍第1弾で、輸入盤で発売され好調な売れ行きを示しました。演奏は、その華やかな外見とはイメージが異なり、骨太で情熱的です。
新譜の『ラフマニノフ&プロコフィエフ: チェロ・ソナタ集』では、表題となっている
ラフマニノフと
プロコフィエフのチェロ・ソナタに加え、
チャイコフスキーの『6つの小品』op.51より第5曲「ロマンス」、『18の小品』op.72より第5曲「瞑想曲」を収録。出身国であるロシアの作曲家をとりあげているだけに、その歌いまわしに注目が集まります。ファビオ・ビディーニ(Fabio Bidini)のサポートも聴きどころです。