日本では、人気漫画原作のテレビアニメ『ピアノの森』に登場する天才中国人ピアニストの
演奏を担当したことでも大きな話題を呼んだピアニスト、
ニュウニュウが新作アルバム『ベートーヴェン:フェイト&ホープ』を11月3日(水・祝)に発表します。
収録曲は、「ベートーヴェン:交響曲第5番〈運命〉(リスト編曲ピアノ・ソロ版)」「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番〈悲愴〉」「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番〈月光〉」「ニュウニュウ:即興曲第1番〈HOPE(希望)〉」。
新作についてニュウニュウは「このアルバムを通じて私が皆さんに伝えたいことは、“運命”が予測不可能で変えられないように見えても、“希望”を持ち続けることで、かならず良い明日を迎えることができるということです」とコメント。運命(Fate)の扉を叩く音を表現した「ベートーヴェン:交響曲第5番〈運命〉」で始まり、医療従事者への感謝と患者へのエールを込めた自作の「即興曲第1番〈HOPE(希望)〉」で締めることで、音楽とアルバムのコンセプトを巧みに結びつけています。なお、新作からミュージック・ビデオも公開されています。
また、11月には来日公演を開催。今回の来日ツアーでは、新作に収録されている
ベートーヴェンの「悲愴」と「月光」や、
ショパンのピアノ協奏曲第1番が演奏される予定です。2年ぶりの来日に向けてニュウニュウは「日本は、2008年に初めて東京でコンサートを行って以来、私の音楽的成長を見守ってくれている国であり、日本の観客の皆様からはいつも温かく、情熱的なサポートをいただいています。大きな力と希望を持った音楽を通じて、私はその暖かさを皆さんにお返ししたいと思っています」とコメントを寄せています。
©Paul Tsang