イスラエルのジャズ・シーンを世界へと牽引したベーシスト、
アヴィシャイ・コーエンのトリオに参加するドラマー、
ノーム・ダヴィド(Noam David)のデビュー・アルバム『
アレフ・メロディー』(UBCA-1061 2,315円 + 税)が6月6日(水)にリリースされます。
ダヴィドは1971年、エルサレム生まれ。音楽活動初期よりコーエンや、トランペッターの
アヴィシャイ・コーエン、
エリ・デジブリといった著名なジャズ・ミュージシャンらと共演。“コーエン門下”からは
マーク・ジュリアナ(ds)や
シャイ・マエストロ(p)などの鬼才が次々と巣立ち、世界的に注目されるなか、ダヴィドは2017年に行なわれたコーエンの来日公演に帯同。“天才ドラマーの出現”と話題となり、ファンからはリーダー作が待たれていました。
今作にはコーエンがベースで参加し、超絶的なプレイで精緻なアンサンブルを構成するほか、同トリオのピアニスト、オムリ・モールら4人のイスラエルの音楽家が参加し、ポリリズム、変拍子、民族的ビートを駆使して“ジャズの彼方”を示すような未来的な音楽世界を展開。ダヴィドについてコーエンは、「ノームと私は30年間の付き合いでお互いをよく知っている。彼は私が今までに演奏した最初のドラマーのひとりで、その中でも最高のひとり。本当に素晴らしい!」とコメントを寄せています。