京都発のドリーム&インディー・ポップ・バンド“POOLS”が、12月14日(水)に2ndミニ・アルバム『FROND』をリリース。今作のフィジカルは関西や東京、名古屋、福岡のタワレコ、HMV、ビレッジバンガードなどを中心に店舗限定でリリースされます。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
POOLSは、2019年夏に京都で結成されたドリーム&インディー・ポップ・バンド。ヴォーカルの淡く甘酸っぱいハイトーンヴォイスが大きな武器で、シューゲイズ、ドリーム・ポップの影響を伺わせる浮遊感のあるサウンドにとびきりポップなメロディとリスナーをドキリとさせるメッセージをのせて歌うのが特徴です。海外インディーから影響を受けたギターサウンドも特徴的で、海外由来のルーツと説得力のある日本語詞をクロスオーバーさせ、ポップスファンだけでなく音楽のヘビーユーザーも納得させるアレンジを鳴らし続けています。コロナ禍にも関わらず活動開始以来、リリースや自主イベントを精力的に行っており、関西のインディーズ・シーンに欠かせない存在となりつつあります。
本作はミニ・アルバムとしては2年ぶりの作品となり、前作の『SEA THROUGH』から更に音楽性の幅が広がり従来のキラキラしたドリームポップやシューゲイザー要素に加えて、パワーポップやエレクトロサウンド、ヒップホップを取り込んだビートを使った新たな一面も覗かせています。
また、物語仕立てに恋愛や友情、孤独感などを歌った歌詞に加えて、現代のインターネット社会に対するモヤモヤや日常への鬱憤などを言葉にすることも多くなり、バラエティ豊かな作品となっています。先日先行リリースされた「breaking」のリリック・ビデオが公開中。また、本作のリリースに合わせて表題曲「それがいいね」のMVが公開予定となっています。
さらに、今月からはミニ・アルバムを携えての自主ツアー〈night pools night vol.5〉を開催予定。福岡を皮切りに東京、京都、名古屋、大阪の5都市を巡る予定であり、京都編ではメンバーが以前から共演を熱望していた
ナードマグネット とのツーマン・ライヴが予定されています。
[コメント] 前作のアルバムリリースからは2年ほど立ちましたが、とりまく環境もどんどん変わりながら、いい意味で少しずつ違う方角へ舵を切っているなという感じがします。 ドリームポップ、シューゲイザーの要素をモリモリに盛り込んでバンドを始めよう!といでのと作ったバンドですが、気づいたらポップスの解釈が拡がって俗に言うハイパーポップだとかヒップホップのビート感、音作り、もっと言えば最近の音楽シーンのエッセンスをいいとこ取りしてみたり、完全にポップスがサラダボウル化しています。 そうやってメンバーが各々好きな解釈で表現する場所がPOOLSとなっていて、曲ができる度にニンマリできてしまいます。 ぼくが1リスナーだったとしてもPOOLSというバンドの音楽を愛してしまっていただろうな!と思うし、そう思われ続けていたいです。 端末でも盤でも正直どちらでも構わないし、あなたの聞き心地が良いと思う方法でPOOLSが拡げるポップスの世界を覗いてみてください。 ――みきりょうへい(vo) VIDEO