5月15日(水)に行なわれた宮城「仙台サンプラザホール」公演を皮切りに、
小田和正による東北ツアー〈明治安田生命Presents 小田和正コンサート「その日が来るまで」〉がスタート。ツアーは仙台、岩手、福島と3会場を廻り、全6公演が行なわれます。
今回のツアーは、東日本大震災の風化を防ぐために行なわれている、桜の植樹活動を支援する「東北さくらライブプロジェクト」(
www.sakulalala.org)の活動に賛同し、各地へ“音楽”と“桜”を届けながら、東北の未来を応援していくという主旨で開催。
初日となった仙台サンプラザホール公演は「今日も どこかで」でスタート。小田は、「どうもありがとう。本当は新しい曲をいっぱい書いて来るつもりだったんですけど、曲が出来上がるのを待っていたらいつになるかわからないので、とにかく1回戻ろうということで戻って参りました。この会場は走ってごまかすというわけには行きませんので、今日は1曲づつ丁寧に演奏していきたいとそんな風に思っています」と語り、
オフコース時代の楽曲を中心に構成された前半は「眠れぬ夜」や代表曲「たしかなこと」などで会場を盛り上げ、後半は4月に発売したばかりの新曲「やさしい風が吹いたら」(テレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』主題歌)が初披露。さらに、「ラブ・ストーリーは突然に」などのアップ・チューンで会場を駆け抜けると、2012年の東北ツアーで披露され話題となった「その日が来るまで」をパフォーマンス!
「自分に出来ることは、みんなが元気が出るような、素敵なことを思い出せるような曲を書いて届けることだと思っています。〈東北さくらライブプロジェクト〉の人たちと一緒にこのプロジェクトをスタートしました。一生懸命、気持ちを集めて届けに行きたいと思っています」と伝えた小田、鳴りやまない拍手の中アンコールを披露し、ツアー初日は大盛り上がりで幕を下ろしました。(Photo By 菊地英二)