クラシック・ギター界の貴公子、
大萩康司の新作
『風の道』(VICC-60690 税込3,150円)が3月18日にリリースされます。写真は2008年リリースの
『想いの届く日』。
彼にとって通算10枚目となる本作は、ピアソラ、ヒナステラ、アジャーラ、シネシらアルゼンチンの作曲家の楽曲を集めた作品。もともとはハバナ国際ギター・コンクールで準優勝したことがきっかけでデビューしたこともあり、ラテン・アメリカの作曲家の作品に取り組むことは彼のライフワークとなっています。アルゼンチンは、ヨーロッパ文化の影響が色濃くありつつも、タンゴやフォルクローレといった民族音楽も息づいている地。色彩感や哀愁といった情感が繊細に伝わってくる贅沢な一枚に仕上がってます。また、アルゼンチン音楽に傾倒する一つのきっかけを与えてくれたギタリスト/作曲家、
アリエル・アッセルボーンと共演した楽曲も聴きどころです。ぜひお楽しみください!