ニュース

大谷翔平のドキュメント映画のナレーションを松井秀喜&ペドロ・マルチネズが担当

大谷翔平   2023/11/10 13:24掲載
はてなブックマークに追加
大谷翔平のドキュメント映画のナレーションを松井秀喜&ペドロ・マルチネズが担当
 現在米メジャーリーグのエンゼルスで唯一無二の二刀流選手としてプレーしている大谷翔平。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や米大リーグ・オールスターでの活躍も記憶に新しく、いまや日本を代表する世界的スーパースターとなった彼の人生に迫るインタビュードキュメント映画『Shohei Ohtani - Beyond the Dream』が、11月17日(金)よりディズニープラスで独占配信。先日、その出演者として、ダルビッシュ有栗山英樹監督ら豪華出演者情報が発表。ますます注目が集まる中、この度、本作への出演が決定しているペドロ・マルティネズと松井秀喜が、本作のナレーションも担当することが決定しています。

 昨年、ベーブ・ルース以来104年ぶりの偉業となる「2桁勝利・本塁打」を達成し、先日も、日本人選手として、そしてアジア人選手としても初めての快挙となる、MLBでのホームラン王を獲得した大谷。前代未聞の二刀流を実現し、世界中に夢を与え続ける彼の人生に迫る本作では、彼の幼少期から今に至るまでのターニングポイントの裏側が明かされます。大谷がどのようにして夢を実現させたのか――。大谷を知る上で欠かすことのできない「マンダラ表」について、今だから聞けるメジャーに移籍した際の気持ち、WBCでも強い絆を見せた日本人選手に対する想いなど、ここでしか聞けない貴重なエピソードの数々に注目です。

 この度解禁されたのは、本作のナレーター情報。英語版では、大谷にとって憧れのメジャーリーグ投手だったというペドロ・マルティネズ、そして日本語版では、大谷が打者として「ずっと目標にしてきた」と語る松井秀喜が務めました。少年時代の大谷に夢を与えた2人が、次は大谷の軌跡を次の時代へ引き継ぐ語り手という重大任務を担うこととなったのです。監督を務めた時川徹は、今回の起用理由について、「大谷選手について話すには、MLBの歴史の中で非常に尊敬されている人物、そして彼と個人的な繋がりのある人物が必要でした」と説明。マルチネズについては、「MLB史上最高の投手の一人であり、彼は大谷選手にとって子供の頃からずっとヒーローでした。2021年のオールスターの放送で、大谷選手がペドロと楽しそうに話をしているのを見て2人の繋がりを感じました」と彼こそがその適任者だったと話し、「彼がナレーションで話す言葉のひとつひとつに、真心がこもっていました。彼のナレーションはこの映画を確実に次のレベルに引き上げてくれました」と、マルチネズの発する一言一句が、本作にふさわしいものだったとコメント。

 松井についても、「彼は日米両国の伝説的なホームランバッターです。大谷選手の長年のヒーローであり、大谷はその打撃から多くのインスピレーションを得てきました」と、同じく今の大谷の活躍に寄与している人物なのだと説明。さらには、「2009年のワールドシリーズでは、ペドロ・マルティネズと野球史上に残る対決をしました。松井(打者)とペドロ(投手)が大谷翔平の中で奇跡的に融合すると考えたのです。これは、語り手のホームラン級の組み合わせになると思いました」とコメントし、偉大な打者である松井と、偉大な投手であるマルチネズ、この奇跡のタッグを実現させること自体に意味があったのだと話します。ちなみに時川監督は、松井のナレーションについて、「松井氏の声は気品があり、深みがあります。ナレーションを担当するのは初めてとのことでしたが、彼の声が物語に深みを与えてくれると確信していました。また、彼のMLBの歴史に関する知識は見事でしたし、日本語のナレーション原稿の校正もしてくれました。2つの誤字も修正してくれました」ともコメント。ナレーション初挑戦ながらも、原稿の校正も行ったという松井の貢献を称えました。

 少年時代の大谷が聞くと驚くであろう、憧れの2選手の奇跡の共演が実現している本作。マルチネズと松井、大谷が憧れてやまない2人が大谷の人生を見て何を想い、それをナレーションに込めたのか――。マルチネズは「翔平は、現在の野球界で最も大きなスターの一人であり、後世の野球界を形づくる上でインスピレーションを与えることに貢献しています。このドキュメンタリーへの出演とナレーションを依頼されたことは、私にとって名誉なことであり、ファンの皆さんにこの素晴らしい人物と選手についてもっと知ってもらえることを楽しみにしています」とコメント。野球界の偉大な人物たちが集う豪華一作に注目です。


© Rivertime Entertainment Inc. TM/© 2023 MLB

『Shohei Ohtani - Beyond the Dream』
2023年11月17日(金)よりディズニープラスにて独占配信
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも
[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”
[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表
[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作
[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表
[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作[インタビュー] 魚返明未 日本の新世代ジャズを牽引するピアニストが、新たなトリオでアルバムを発表
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015