映画『ゴールド・ボーイ』が、2024年3月8日(金)より全国公開決定。メイン・ヴィジュアル、本予告、キャストコメントが公開されています。
今回解禁となったメイン・ヴィジュアルでは、「きっと、あなたにも殺したい人がいる。」というキャッチコピーを中心に、線対称の構図で主演の
岡田将生演じる凶悪殺人犯・東昇と、Go!Go!Kidsのメンバー
羽村仁成演じる安室朝陽が顔を突き合わせています。ある種シンクロし、ある種混ざり合わない異質感を感じさせる本ヴィジュアルからは、2人の対決姿勢や頭脳戦の行方を視聴者に委ねるようなメッセージ性が表れています。
キャッチコピー、「きっと、あなたも殺したい人がいる。」が示す、本作に渦巻く数々の疑念、思惑、そして殺意。大人と少年たちの頭脳戦の行方は――。最後まで息を呑み、手に汗握るクライム・エンターテインメント、3月8日(金)からの全国公開をご期待ください。
本作の舞台となる、沖縄の美しい海へと駆け出す少年たち3人の後ろ姿から始まる本予告映像。東昇(岡田将生)が義理の両親を崖の上から突き落として殺害する凶行を偶然カメラに収めてしまった安室朝陽(羽村仁成)、上間夏月(星乃あんな)、上間浩(前出燿志)の3人。「1,000 万はいけると思う」証拠映像を元に東昇を強請り大金を手に入れようと計画しますが、東昇は「そんな金すぐには用意できない」と少年らの要求を拒否。朝陽の「それっておじさんが入り婿だから?」と核心を突く発言に、東昇は――。
メイン・ヴィジュアルと同様、鮮烈なキャッチコピー「きっと、あなたにも殺したい人がいる。」がナレーションと共に際立ち、凶悪な殺人犯と、殺人犯を脅す少年たち、更に
黒木華、
松井玲奈、
北村一輝、
江口洋介ら実力派俳優らが演じる陰謀渦巻く大人たちが、どう絡み合っていくかは必見です。第36回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門でのワールド・プレミア後、「ネタバレ厳禁で言えないが観てほしい」、「話したくなるが話せない」など、観た後に物語の行方について語りたくなってしまう人が多数出現。本予告映像では語りきれない物語の行く末は、ぜひ劇場でご鑑賞の上、お確かめ下さい。
また、12月22日(金)より、全国上映劇場(一部劇場を除く)にて、ムビチケ前売券が販売開始しました。「ムビチケカード」デザインにはティザー・ヴィジュアルを使用、印象的な絵柄に仕上がっています。
[コメント]中国で制作されたドラマを見た時、どうしようもない感情に駆られて、私はこの息子と、この事件とどう向き合えばいいのだろうか…と悩みました。
同時に、観てくださる皆さまがどのように捉え、受け止めてくださるのかと考えさせられもしましたが、子供たちが力強く鮮やかに表現している姿を見て、少しでもその“陰”を濃くできればと思い、日々取り組みました。――黒木華僕にとって『ゴールド・ボーイ』への出演はこれまでにない特別な経験になりました。オーディションを経て安室朝陽を演じることが決まった時は、とても光栄で嬉しかったです。
この作品で描かれている殺人犯と少年たちのスリリングな心理戦と、その緊迫感を存分に味わっていただけるよう、僕なりに真剣に朝陽と向き合いました。
また、オール沖縄ロケの映像と空気感も、この作品の魅力の一つです。
海や山の中でのシーンは、この映画の世界観を一層引き立てるものになっています。
ぜひ劇場で、この作品をたくさんの方にご覧いただけることを願っています。――羽村仁成オーディション用の台本を読んだ時から、絶対にこの役を勝ち取りたいと思いながらオーディションに参加していました。
受かったと聞いて嬉しい気持ちと、原作やドラマのファンの方の期待に応えらえるかプレッシャーもありました。
本読みの段階から監督が丁寧に指導してくださったので夏月という役に本気で向き合う事が出来ました。
緊張感や恐怖心をリアルに感じながら演じることができたのは、岡田さんが子供扱いせずぶつかって来てくださったからです。
スピード感のある心理戦をお楽しみください。――星乃あんなこの作品は僕にとって、とても大きな経験になりました。
原作である『悪童たち』や『バッドキッズ』を見て、それぞれから受ける印象が違ったので『悪童たち』の丁浩のような浩なのか、『バッドキッズ』の丁浩のような浩なのか、はたまた全く別の浩を金子監督が求めているのか、かなり悩みました。
現場でも監督やプロデューサーの白さんと何度も話し合いを重ね、この映画の「浩」を作り上げました。
監督、スタッフ、キャスト全員が一丸となって作り上げたこの作品は、劇場で見た時により迫力のある作品になっております。
是非、大画面のスクリーンで僕達の渾身の一作をお楽しみください。――前出燿志目紛しく変化していく人間模様にのめり込み、夢中になって脚本に目を通しました。
全員が自分だけの正義を掲げながら、歪さに気がついていないところが興味深く、とても人間らしいと感じました。
もちろん、私が演じた東静も歪みを持った人間です。
作品全体を覆う人間の歪さは一体どこから来るのか?
私たちは何を信じるべきかを映画を通して試されているような気がします。――松井玲奈原作小説から舞台を日本に移した本作品は、全編が沖縄ロケでの撮影でした。
まずはやはり、何といっても原作の面白さですね。
子供達の真に迫る巧妙な展開も見所ですし、俳優を登場人物の役柄としてシンプルに演出されていた監督が創り上げた世界は純粋であり、それゆえ恐怖であり、リアルでもあり、素晴らしいの一言です。
ものすごく面白い映画らしい映画です!――北村一輝沖縄を舞台として、閉ざされた社会で起きた、奇怪な事件、その事件を追う刑事東厳を演じました。
登場人物全員が、生きることに必死で、自分の境遇に抗い立ち向かっています。
灼熱の沖縄で、常に息苦しさを感じながら撮影に取り組んでいたのを覚えています。
その様がどんな風にスクリーンに焼きつけられているか、楽しみにしています。――江口洋介©2024 GOLD BOY