[コメント] 今回のソロアルバムは6曲入りで特にタイトル曲の「ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス〜神獣伝説〜(The Myth of the Mostrophus)」は、スポックス・ビアードの現在と過去のメンバーにより収録されていて、ヴォーカルはニック・ディヴァージリオとテッド・レオナルドの豪華デュエットで、さらに22分という壮大な曲に仕上がっています。ゲスト・アーティストに、スティーヴ・ハケット(ジェネシス)、マイク・ケネリー(フランク・ザッパ)、マーク・ボニーラ(キース・エマーソン)、ジョナサン・ムーヴァー(アリス・クーパー)、マイケル・サドラー(サーガ)を筆頭に、その他多くの豪華アーティストたちの協力のもと完成した素晴らしい作品です。日本のソニーミュージックから発売されるCDにはボーナス・トラックが2曲追加されていて、その1曲はザ・フラワー・キングスのドラマー、ミルコ・デ・マイオが参加しています。曲があるということはこの上なく素晴らしいことです。自分のベイビーのような存在の自分の曲が、素晴らしいミュージシャンのファミリーに理解され、受け入れられ、大人になるまで育てる手伝いをしてくれるなんて。僕はこのアルバムの仕上がりにとてもワクワクしています。作曲され実演された音を、みなさんにすみずみまで味わっていただけますように。 ――奥本亮