自らのソロ・ワークはもとより、スタジオ・ミュージシャンやサポート・ギタリスト、プロデューサー、アレンジャーとしてコアな音楽ファンのみならず多くのプロ・ミュージシャンをも魅了してきたギタリスト、
大村憲司。残された貴重なセッション音源でその魅力を伝える『ベスト・ライヴ・トラックス』シリーズの第6弾
『ケンポン・バンド〜ベスト・ライヴ・トラックスVI』が、彼の命日でもある11月18日(水)に発売されます。
大村憲司と盟友のドラマーの
村上“PONTA”秀一によって、80年代終わりに活動を開始したケンポン・バンド。今回のアルバムには、
青木智仁(b)、
小林信吾(key)のレギュラーメンバーではなく、
高水健司(b)と
佐藤 博(p)を迎えたレアなメンバー構成による、大村の晩年の98年3月の東京・六本木 PIT INN、兵庫・神戸 CHICKEN GEORGEでのステージの模様を収録。ライヴの多くの場面に佐藤 博のピアノがフィーチャーされ、山下達郎をして“日本最高のピアニスト”と言わしめた、その指先から溢れ出るブラック・フィーリングが色濃く反映されている点も聴きどころのひとつです。