11月10日（火）に最新アルバム『Garden of Delete』（BRC-486　2,200円 + 税）をリリースするONEOHTRIX POINT NEVER（OPN）ことDaniel Lopatinが、リリースに先駆けてリード・シングル「Sticky Drama」のミュージック・ビデオを公開（youtu.be/49EXKsu-jTs）。同MVは、「Sticky Drama (Prologue)」と「Sticky Drama (Music Video)」の2部構成。前作『R Plus Seven』リリース時に制作されながらも公開後に即削除されたことで話題となった「Still Life」MVでコラボレートしたカナダ人映像作家、ジョン・ラフマンと再びタッグを組んだ映像作品となっています。

　メロディや歌に拘ったというアルバムのコンセプトを最も強く反映した楽曲「Sticky Drama」は、ヴォーカルを全面的にフィーチャー。MVでは、Googleストリートビューを駆使したアート作品「The Nine Eyes of Google Street View」（2012）が話題となり、コンテンポラリー・アートの世界で注目を浴びているジョン・ラフマンが、ライヴRPG（LARP / Live action role-playing game）の世界をモチーフに、現代の子供たちが頭に描く暴力的な想像の世界やゲームの世界を、35人もの子役を起用して表現。同作は現在、ロンドンで開催されているジョン・ラフマンのソロ・エキシビジョンにて、ショート・フィルム一部として展示もされています。

　12月3日（木）には東京・恵比寿 LIQUIDROOM、4日には（金）大阪・西心斎橋 FANJ twiceにて、昨年の来日時にストレンジなヴィジュアルを披露した映像作家・Nate Boyceと共に来日公演を行うONEOHTRIX POINT NEVER。東京公演には、Alva NotoことCarsten NicolaiがDJセットで出演することが決定しています。この共演は、当人同士の会話から実現に至ったもの。また、来日公演に合わせてDaniel Lopatin本人がデザインした最新オフィシャル・グッズも完成。イベントの詳細ページ（www.beatink.com/Events/OPN2015）にて公開されています。