11月18日(木)、ハーモニーホールふくい(福井)でスタートした
大貫妙子と
坂本龍一の2人による全国ツアー・東京公演が、11月22日(月)に昭和女子大学人見記念講堂で開催!
真っ暗な会場の中、ステージ上に2人の姿が浮かび上がると、ピアノと歌のみ、究極のミニマル空間のパフォーマンスが静かにはじまる。
大貫と坂本は70年代半ばから音楽の共同作業をはじめ、本人たちいわく「同じ釜の飯を食ってきた盟友」。11月10日には、大貫妙子『LUCY』以来、13年ぶりとなる共同制作アルバム
『UTAU』を発表し、東京公演前半は同アルバムに収録された楽曲を中心に演奏。5曲目の「夏色の服」で自分のパートを終えた大貫が静かに舞台を離れると、坂本のソロ・コーナーへ。
このコーナーは昨年の<Playing the Piano>ツアーと同様、公演毎に演奏曲が変わっている模様。後半は、再び大貫が舞台に戻り、映画主題歌として知られる坂本の「鉄道員」など、5曲を披露。曲間では、長年のパートナーシップならではのリラックスしたMCで客席に笑いも。
アルバムからの曲を中心に、アンコールでは坂本の「戦場のメリークリスマス」、大貫の「色彩都市」などの両者の代表曲の披露も挟んだ約2時間。静かで、しかし同時になごやかなエネルギーに満ちた時間は、集まった2,000人の観衆をしっかりと魅了していました。
大貫妙子 / 坂本龍一のツアーは、12月22日の札幌市民ホールまで全国15ヵ所 / 17公演開催。12月11日の公演はWOWOWにて生中継が予定されていますので、ぜひチェックを。