ギタリストの
oono yuukiが率いる音楽集団、oono yuuki bandが、前作『
テンペスタス』より約11年ぶりとなるフル・アルバム『
GREENISH BLUE,BLUISH GREEN』を10月25日(水)にリリース。あわせて、12月14日(木)東京・渋谷クラブクアトロにて、盟友の
折坂悠太との2マン・ライヴも決定しています。
oono yuuki bandは、ギタリストのoono yuukiを中心に、高橋洋成(ds)、
mmm(fl)、新間功人(b)、樺山太地(g)、大久保淳也(sax)からなる6人組。
にせんねんもんだい主催の「美人レコード」より発表されたoonoのソロ作『LEONIDS』を演奏するために2008年頃から形成され始めました。2010年kitiレーベルより『
stars in video game』をoono yuuki名義で発表。以降oono yuuki(band set)として〈ARABAKI ROCK FEST.〉や〈つくばロックフェス〉など、さまざまなライヴに出演したのち、2013年に活動休止。2015年に樺山太地(
Taiko Super Kicks)が加入した頃より作曲活動を再開し、2019年に大久保淳也(ex.
森は生きている)が加わり現在の形となりました。
今回発売されるアルバムに収録される楽曲は、2015年〜2020年の間に制作。oonoは、「2013年にバンド活動を休止して、次に何をしようかと考えている時に心にスッと入ってきたのはペンギン・カフェ・オーケストラやエンニオ・モリコーネといったいわゆる室内楽的な音楽でした。ですが元来パンクロックが好きな私は自分でそのような音楽を作りたい(作れる)とは思っていなかったのですが、ある時次のようなイメージがふと湧きました。それは、どこかの室内で演奏している楽団がいたとして、その部屋の四方の壁がいきなりバタバタと倒れ、雷鳴轟く荒野に放り出されたとしたらどうだろう、というようなものです。室外で演奏していたらそれはもう室内楽ではないかもしれませんが、そのようなイメージを一つの手かがりにして、今回のアルバムはできました」とコメントしています。
なお、12月14日の折坂悠太との2マンのチケットは、10月9日(月)23:59までオフィシャル先行受付中です。詳細は、oono yuuki bandの作品をリリースする「Lemon House Inc.」のオフィシャル・サイトをご確認ください。
[oono yuuki コメント]この作品に収められている曲は2015年から2020年の間に作られました。2013年にバンド活動を休止して、次に何をしようかと考えている時に心にスッと入ってきたのはペンギン・カフェ・オーケストラやエンニオ・モリコーネといったいわゆる室内楽的な音楽でした。
ですが元来パンクロックが好きな私は自分でそのような音楽を作りたい(作れる)とは思っていなかったのですが、ある時次のようなイメージがふと湧きました。それは、どこかの室内で演奏している楽団がいたとして、その部屋の四方の壁がいきなりバタバタと倒れ、雷鳴轟く荒野に放り出されたとしたらどうだろう、というようなものです。室外で演奏していたらそれはもう室内楽ではないかもしれませんが、そのようなイメージを一つの手かがりにして、今回のアルバムはできました。
『GREENISH BLUE,BLUISH GREEN』というタイトルは、緑と青の「あわい」のように、日常と祝祭の間だったり、中心と周縁の間だったり、都市と森の間の薮のような場所だったり、そんなところで鳴っている音楽がいいなと思いつけました。「荒野の室内楽」も、自分にとってはそんな音楽なんだと思います。
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折坂悠太との2マン・ライヴ〈GREENISH BLUE, BLUISH GREEN〉presented by Lemon House Inc.2023年12月14日(木)
東京 SHIBUYA CLUB QUATTRO
開場 18:15 / 開演 19:00
2023年10月9日(月)23:59までオフィシャル先行受付中
ローソンチケット:
l-tike.com/gbbgLemon House Inc.:
lemonhouse.jp