THINK! RECORDSより、3タイトルがリリース。
1つ目は、躍動するアフロ・ブラジリアンのリズムと気高いラージ・アンサンブル、神々しいコーラスが融合した話題の作品。バイーアのビッグ・バンド、
オルケストラ・アフロシンフォニカが発表した大傑作2ndアルバム『
オリン - ア・リングア・ドス・アンジョス』が待望のCD化。4月21日(水)に発売。
力強く躍動するパーカッションと神々しい女性コーラスがもたらす、特大スケールのアンサンブル。
モアシール・サントス『コイザス』、
カエターノ・ヴェローゾ『
リーヴロ』、ロウレンソ・ヘベッチス『オ・コルポ・ヂ・デントロ』といった名作の流れを汲むアフロ・ブラジリアン×ビッグ・バンドの傑作であるのはもちろん、
マリア・シュナイダー、
挾間美帆らが牽引する現代ラージ・アンサンブルの潮流における異色作としても必聴です。アートワークは世界的芸術家であるヴィック・ムニーズ。
2つ目は、記憶の中の美しい夏を感じさせる70年代的ノスタルジアなソングライティングと現代的なサウンドが融合したウルグアイ発オーケストラル・ポップの大傑作が世界初CD化。
マリアーノ・ガジャルド・パーレンの『
ロス・スエニョス・デ・ロス・オトロス』が6月2日(水)にリリース。
内容はブラジルの
チン・ベルナルデス(from
オ・テルノ)の名作『
ヘコメサール』を思わせる驚きのオーケストラル・ポップ。オーストリア出身の著名指揮者、クルト・パーレンの孫だという音楽家の家系に生まれ、管弦以外のほぼすべての楽器を演奏しアレンジまで手掛けたその才能は底知れず、祝祭的なホーンやコーラスが高らかに鳴り響く冒頭曲からその世界に引き込まれます。
最後は、
坂本慎太郎、
デヴェンドラ・バンハートの参加も話題となった
オ・テルノの『
アトラス / アレン』が待望となるアナログ・リリース決定。完全限定生産で4月下旬発売予定。
ダイナミックな展開を可能にする精緻なアレンジに圧倒される「nada / tudo」、弦やコーラスによるオーケストラ・サウンドにサンバのリズムが融合した「bielzinho / bielzinho」など、チン・ベルナルデス『ヘコメサール』の続編とでも言えそうなオーケストラル・ポップ路線は継続しつつ、さらにスケール感も増した全12曲を収録。ブラジルという枠を超えて聴かれるべき、真にエバーグリーンな名作の誕生です。
■2021年4月下旬発売予定
オ・テルノ
『アトラス / アレン』
LP2枚組 THLP574 4,180円(税込)