ドラマーの
大坂昌彦がミュージック・ディレクターを務め、次世代の気鋭ミュージシャンとベテラン・ジャズメンが新年の東京・コットンクラブに集結。2022年1月4日(火)から1月6日(木)までの3日間にわたって、さまざまなセッションを繰り広げる〈Jazz Momentum〉が開催されます。
若手の新しい才能が続々と頭角を現し、“日本ジャズ維新”ムーヴメントが起きた90年代。当時バークリー音楽大学から帰国したばかりだった大坂が中心となり、秋葉原のライヴ・スポットTOKYO TUCで、当時若手だった現在のベテラン・ジャズメンたちが白熱プレイを繰り広げた「JAZZ BATTLE ROYAL」と呼ばれたセッションが行なわれていました。ホーンセクションの同楽器によるバトル、鉄壁のリズム隊とのあいだに生まれるアドリブとグルーヴが会場を興奮の渦に巻き込んだこの名物企画が「Jazz Momentum」としてコットンクラブで蘇ります。
1月4日の公演「Rising Star」には計12名の若手気鋭ミュージシャンが集い、ホーンセッションを中心にしたアコースティック・ジャズを披露。5日の公演「Mastership」にはベテラン勢が集結し、1st.showはトランペット、アルト・サックス、テナー・サックスの奏者が1曲ずつ披露する「Solo Order」。「Battle Session」と名付けられた2nd.showではその名のとおりのセッション・バトルを繰り広げます。最終日、6日の公演「Jumble」では初日と2日目の出演者がステージに立ち、世代を超えた熱いセッションを展開します。