国内外の幅広い世代から熱狂的に支持されている“日本ポップス界の巨人”
大滝詠一。伝説のグループ・
はっぴいえんど(
細野晴臣・大瀧詠一・
松本隆・
鈴木茂)解散直後に設立した自身のレーベル「ナイアガラ・レコード」が2025年に50周年を迎えることを記念して、「大滝詠一ナイアガラ・レコード50周年」の多彩なアニバーサリー企画が発表されています。
50周年を記念して、過去にナイアガラ・レコードから発表された作品の[記念盤]が多数リリースされます。3月21日(金)にコンセプチュアルなサマーソング・ベスト・アルバム『
B-EACH TIME L-ONG』の発売40周年記念盤が、
CDと初のアナログ・レコードで発売。同日にはストリングス / オーケストラによる大滝詠一インストゥルメンタル作品集『
Complete NIAGARA SONG BOOK』も
わたせせいぞう書き下ろしジャケットのCD3枚組で同時リリース。7月7日(月)には今作よりDisc-1『NIAGARA SONG BOOK 3』がアナログ・レコードで発売される予定。
さらに、4月23日(水)にはレーベル第1弾作品である伝説のバンド、
シュガー・ベイブのアルバム『SONGS』と、第2弾の大滝詠一『NIAGARA MOON』がナイアガラ・レコード設立50周年記念盤として同時発売されます。『SONGS』は、
山下達郎・
大貫妙子・
村松邦男・鰐川己久男・野口明彦(後に
伊藤銀次・寺尾次郎・上原裕も参加)によるシュガー・ベイブが1975年4月25日に発表した唯一のアルバム。山下達郎の原点でもあり、大滝詠一自身もプロデュースとレコーディング・エンジニアを担当しています。同日には大名曲「DOWN TOWN」の7インチ・レコードもシングル盤で発売されます。
3月18日(火)には、大滝ファンのバイブルである『All About Niagara』の実に20年ぶりとなる完全リニューアル改訂版が刊行されます。今回の『All About Niagara 1973-2024』は、ナイアガラ・レコードのディスコグラフィに特化した内容となり、各年代のリイシューを含めた全リリース作品はもちろん、合わせて掲載される当時のポスターや広告により、シティ・ポップ・アートを代表するその独自の世界観を堪能することができます。
「大滝詠一ナイアガラ・レコード50周年」を記念して、7月12日(土)に『J-WAVE INSPIRE TOKYO 2025 presents NIAGARA 50th Anniversary Special LIVE(仮)』がLINE CUBE SHIBUYAで開催。翌日の7月13日(日)には『「鈴木茂☆大滝詠一を唄うvol.9」〜ナイアガラ・レコード50周年記念スペシャル〜』が渋谷区文化総合センター大和田・さくらホールで開催されます。さらに、7月12日(土)と13日(日)には今年3度目のもはや定例企画、代々木公園イベント広場・ケヤキ並木でJ-WAVE「大滝詠一・ナイアガラ盆踊り2025」も開催決定。
7月には東京・神保町[New Gallery]にて、[大滝詠一ナイアガラ・レコード]50周年企画展が開催される予定。ナイアガラ50年の歴史が体験できる貴重なアイテムや企画を楽しむことができます。
大滝詠一という偉大なアーティストが残した作品のリリースや書籍の発売。そして2夜連続のライヴ・イベントの開催、さらには展示会の企画など、他にも「次の50年に繋がる」、ナイアガラ・レコードにふさわしい多彩なプロジェクトが計画されています。