大滝詠一 2021/10/19掲載(Last Update:21/10/21 00:32)
1982年3月21日に
大滝詠一の主催する「ナイアガラレーベル」から発表されたアルバム『
NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の発売40周年を記念して、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』が、2022年3月21日(月)にリリースされることが決定。
伝説のバンド“
はっぴいえんど”(
細野晴臣・大瀧詠一・
松本隆・
鈴木茂)は解散後、メンバーそれぞれが新たな活動を初めます。大瀧は1975年、アーティスト名を”大滝詠一”に改名し、自身のみならず新しい世代の魅力的なアーティストも紹介すべく、彼の名字“大きな滝”から発想した「ナイアガラレーベル」を設立。その第1弾として
山下達郎・
大貫妙子・
村松邦男らによる“
シュガー・ベイブ”のシングル「DOWN TOWN」、およびアルバム『
SONGS』を発表しました。そして、作品は昨今もシティ・ポップのルーツとして国内外で注目され、日本のロック史に燦然と輝く名盤として聴かれ続けています。
続く1976年には、大滝詠一、山下達郎、
伊藤銀次というそれぞれがプロデューサー&ソロ・アーティストとしても活動する3人が持ち寄った楽曲で構成された企画アルバム、『
NIAGARA TRIANGLE Vol.1』を発売。レーベルとしてのカラーがより鮮明なものとなりました。
1981年に歴史的名作アルバム『
A LONG VACATION』を発表した大滝は、CMソングの依頼をきっかけに『NIAGARA TRIANGLE』の第2弾を構想。そこで、それまでの人脈など“縁”で繋がり、当時大きな注目を集めていた
佐野元春と
杉真理に参加を要請。NIAGARA TRIANGLE名義のシングル盤「A面で恋をして」をリリースすると瞬く間にスマッシュヒットを記録しました。半年後の1982年3月21日には、アルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』も発売。40年を経た現代でもシティ・ポップの代表作として高く評価されています。
その名作アルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の発売40周年を記念して、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』が、2022年3月21日にリリースされます。本作は1982年のオリジナルマスターテープを用いた2022年最新マスタリング音源を使用し、40周年記念VOX、CD、レコードの3種類のパッケージで発売。(通常盤CDについては後日発表予定)
『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX』は完全生産限定BOX仕様となっており、CD3枚 + Blu-ray Audio Disc + 豪華ブックレット + 復刻キーホルダーに加え、1982年のオリジナル盤リリース時に宣伝用として制作され、当時でも入手困難だったプロモーション用7インチ・レコード3枚組が完全復刻され同梱されます。この3枚組7インチ・レコードは、メトロポリス・マスタリングのティム・ヤングによる2022年版最新カッティングが施されています。
同時発売される12インチのアナログ・レコードは、国内最高峰のSony Music Studios Tokyoによる2022年版最新カッティングで、重量盤12インチ2枚組仕様。『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX』に収録される楽曲情報や、通常盤CDの仕様などの詳細な商品情報は今後順次発表される予定です。