フィギュア・スケートの
高橋大輔選手がソチ五輪のシーズンでショート・プログラムの楽曲として選んだのは、
大谷康子が演奏する、
佐村河内守作曲の「ヴァイオリンのためのソナチネ」であることが発表されました。
聴覚を失った闇の中で音を紡ぐ“現代のベートーヴェン”佐村河内守が、先天性四肢障害(右上腕欠損)をもって生まれた少女のために作曲したのが、この「ヴァイオリンのためのソナチネ」。2012年1月にリリースされたアルバム
『シャコンヌ 〜佐村河内守 弦楽作品集』(COCQ-84928)に収録されています。
アルバムでも同曲を演奏している大谷康子は、日本各地でエネルギッシュに活動を続けるヴァイオリニスト。
東京交響楽団のソロ・コンサートマスターを務め、教壇で後進を育てながら、ソロ活動で全国を駆け巡っています。
これから世界中の氷上で大谷康子のヴァイオリンが響き渡ることでしょう。