オルガン / チェンバロ奏者で、NHK-FM『古楽の楽しみ』の案内役でもある
大塚直哉が、小型パイプオルガン「ポジティフ・オルガン」を弾きながら、わかりやすい解説とともにオルガン音楽や古楽の魅力を紹介していくコンサート・シリーズ〈大塚直哉レクチャー・コンサート〉が7月11日(日)に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホールで開催されます。
「オルガンとチェンバロで聴き比べるバッハの“平均律”Vol.6 聴くバッハ、そして観るバッハ」と題されたこの日のコンサートでは、ゲストに音楽を視覚化する作品で注目を集める気鋭の映像作家、大西景太を招きます。大塚と大西は、大西がNHK『名曲アルバム+(プラス)』で発表した「バッハ 14のカノン」という作品で、大塚が編曲とチェンバロ演奏を担当したという仲。トークでは作品の製作過程を紹介し、バッハのフーガを映像化した新作の披露も予定しています。バッハの音楽を“聴く”とともに“観る”貴重な機会です。
大塚はこのレクチャー・コンサートと並行して、ポジティフ・オルガンによるJ.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集の録音を当劇場にて敢行。その第1巻のCDが今夏発売される予定です。
Photo by 横田敦史