アメリカで詞曲を制作しながら、日本でライヴを行なうなど精力的に活動を展開し、4月には7分というロング・ミックスとなった「強い気持ち・強い愛(1995 DAT Mix)」を配信して話題を集めた“オザケン”こと小沢健二が、11月13日(水)にアルバム『So kakkoii 宇宙』をリリース。これに先駆けて、10月11日(金)よりアルバム収録曲の「彗星」が各配信サイトにて先行公開されています。
『So kakkoii 宇宙』は、2006年のインストゥルメンタル・アルバム『Ecology of Everyday Life 毎日の環境学』から数えると13年ぶり、ヴォーカル入りの作品となると、2002年の『Eclectic』以来17年ぶりとなるオリジナル・アルバム。収録内容などの詳細はまだ明かされてはいないものの、小沢本人が全曲の作詞・作曲のほか、ジャケット・デザインも担当したという濃密なものに。2017年9月に“小沢健二とSEKAI NO OWARI”名義で発表された「フクロウの声が聞こえる」の小沢のみの歌唱によるオリジナル・ヴァージョンをはじめ、ドキュメンタリー風のミュージック・ビデオも注目された2017年のシングル曲「流動体について」や映画『リバーズ・エッジ』主題歌「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」のほか、「彗星」「薫る」「失敗がいっぱい」といった新曲群などの収録も予定。なかでも、新曲「彗星」はストリングスやホーンセクション、大人数のコーラスなどをフィーチャーした小沢流“ファンク交響楽”の最新型とも言えるナンバーとなっています。同曲の配信開始にあわせて、連作となるティザー映像の第1弾「ドローン見ちゃだめ、ドローン見ちゃだめ……、見るー!」も公開。この映像では、食堂にて撮影された本人出演のユニークな映像も観ることができます。また、Instagramのアカウント、@sokakkoiiもスタートしています。
さらに、アルバム発売の直前には、〈飛ばせ湾岸 2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ〉と題したライヴの実施も決定。11月11日(月)には東京・新木場 Studio Coast、12日(火)に東京・豊洲PiTと、都内の湾岸エリアにて開催されます。小沢は自身のTwitterで「曲、何やろう? #小沢健二 にどうぞ。『彗星』はやります。あと『失敗がいっぱい』笑。新曲です。」と予告し、ファンからのリクエストを募っています。同ライヴのオフィシャル先行予約は、10月11日(金)19時より22日(火)23:59まで。